心理・精神医学本

『子どもの心と学校臨床』創刊号 特集:学校でうまくゆく心理アプローチと考え方

投稿日:

当ブログでは何度もフィーチャーしてまいりました、遠見書房様初の雑誌『子どもの心と学校臨床』の創刊号がもうすぐ出ます(店頭には並んでるかも?)。

子どもの心と学校臨床(第1巻)特集:学校でうまくゆく心理アプローチと考え方 子どもの心と学校臨床(第1巻)特集:学校でうまくゆく心理アプローチと考え方
村山正治

遠見書房 2009-08-20
売り上げランキング : 29859

Amazonで詳しく見る by G-Tools

スクールソーシャルワーカーや各地独自の援助職・ボランティアの導入など,学校臨床においては他の専門職が協力するコラボの時代にある。裏を返せば,学校臨床というものの考え方を集約する「器」が必要である。子どもや保護者,教員,地域住民までをも含む学校コミュニティに援助者としてどうかかわるのか。これまでの実績を評価し,原点を見直し,学校現場の最前線に向け,新しい視点や大切な情報を提供するのが本誌の使命である。SC,スクールソーシャルワーカー,相談員,教師,養護教諭,教育行政関係者などが共同して子どもや家族の課題に取り組んでいけるよう知恵を絞っていくつもりである。是非,読者の皆さんに雑誌づくりに参加していただければと思う。(本誌編集同人代表 村山正治「創刊にあたって」より抜粋)


Amazon.co.jpのページをご覧いただければおわかりかと思いますが、編集同人はそうそうたる面々でございます。
個人的には、医療系の常勤職である今の私には必要ない感じだったりするのですが、この雑誌は読んでおいた方がいい人、結構いるんじゃないでしょうか。
遠見書房 発行人ブログ「チラ裏」の8月5日のエントリ、【出来】子どもの心と学校臨床【上出来】にはこう書かれております。

昨日,早朝――というほどでもないですが,9時府中を出発し,印刷屋さんに参りまして,書店さん向けの分を納品。残部を都下某所の倉庫に置き,事務所内に数百部の在庫を保有――作業を終えました。もちろん,肉体労働であります。

さすが「ほぼ一人出版社」という感じです。何より私がすごいと思うのは、一人出版社であるにも関わらずこういう雑誌を出すことを可能とした、遠見書房発行人様のマネージメント能力です。相当な人数が関わっている中でスケジュール等の管理をするというのは、並大抵に能力じゃないように思われます。そういう能力はどうやったら身につくのでしょうか?…ってもうこの年になったら無理だろうなあとも思ったり。
そんな感じで大変よさげなふいんき(なぜか変換できない)が漂うこの本、興味のある方はどぞーです。

順位確認後、戻ってきていただけると大変うれしゅうございます学問・科学ランキング

-心理・精神医学本

Copyright© ロテ職人の臨床心理学的Blog , 2024 All Rights Reserved.