もう1週間も経とうとしているところで、ネタとしての鮮度がうんぬん…という感じではありますが、とりあえず終わらせなければって感じもあるのでいきます。
過去ログはこちら。
・【日心臨参加記録】チェックした本を挙げてみるよVol.1【2日目】(06/09/18)
・【日心臨参加記録】チェックした本を挙げてみるよVol.2【2日目】(06/09/20)
そしてパクリ元はこちら。
心理学の本(仮題):【あと】しんりん,で是非ともチェックしておきたい本!【1週間くらい】
心理学の本(仮題):【あと】しんりん,で是非ともチェックしておきたい本!【1週間くらい】 パート2
心理学の本(仮題):【あと】しんりん,で是非ともチェックしておきたい本!【数日】 パート3
心理学の本(仮題):ヒィ,忘れてた,もう明日だけど,これもチェックしたい本@森林
いちおう、私がチェックして「欲しい!」と思った本のみピックアップした次第であります。
ではヒアウィーゴー!
・東京大学出版会
基本的にわたくし下山晴彦氏ラヴなので、必然的に東大出版会ラブなわけで。
とか言いつつ、最初に挙げるのはこれ。
統合失調症の臨床心理学 横田 正夫 石垣 琢麿 丹野 義彦 東京大学出版会 2003-09 |
精神科臨床に関わっている限り、絶対外すことのできない疾患である統合失調症。我が国における統合失調症の臨床心理学的研究の最先端がここにあります。精神科臨床に携わる人はマストバイな一冊ですが、そうでない人にとっても読んでおいていただきたい。
そしてその関連書籍。psy-pubさんも推していますがこちら。
統合失調症―基礎から臨床への架け橋 マックス バーチウッド クリス ジャクソン Max Birchwood 東京大学出版会 2006-07 |
正に最新の知見が満載!
そして…
心理学研究法入門―調査・実験から実践まで 南風原 朝和 下山 晴彦 市川 伸一 東京大学出版会 2001-03 |
研究法の教科書としては最強の部類では?大学院の研究計画書を書くのに役立つかも。
そして、臨床心理学研究の方法論をより具体的に示したのがこちら。
臨床心理学研究の理論と実際―スチューデント・アパシー研究を例として 下山 晴彦 東京大学出版会 1997-12 |
若干古い本ではありますが、やっぱりなかなか面白い。下山氏ラブ!ですな。
・ナカニシヤ出版
やっぱ研究法がらみで良い本多いよなぁ~…と見て歩くなかで気になったのがこちら。
社会構成主義の理論と実践―関係性が現実をつくる K.J. ガーゲン Kenneth J. Gergen 永田 素彦 ナカニシヤ出版 2004-06 |
とりあえず読んでおかなきゃいけないのかな…という気になる一冊。
多変量データ解析法―心理・教育・社会系のための入門 足立 浩平 ナカニシヤ出版 2006-07 |
良い本です。こういう本、修論書いてた時に欲しかったなぁ…という一冊。
なんか研究法がらみにこだわりすぎ?
・日本評論社
やっぱりこころの科学でしょうな。
そしてそだちの科学はコンプリートしておきたいところ(別にコレクションアイテムじゃねーけど)。
ホントに良い本かどうかわかんないけど、かなり気になったのがこちら。
心理臨床へのまなざし―経験の意味を支えるコンテクストと理念 小川 恵 日本評論社 2006-08 |
うーん…気になる!
そして
雰囲気としての心理面接―そこにある10の雰囲気 高良 聖 日本評論社 2005-07 |
新しい本じゃないけどこりゃ良い本だ。買わねば。
・日本文化科学社
いまさら挙げるまでもないですが、こちら…
WISC‐3アセスメント事例集―理論と実際 藤田 和弘 前川 久男 大六 一志 日本文化科学社 2005-04 |
軽度発達障害の心理アセスメント―WISC‐3の上手な利用と事例 上野 一彦 服部 美佳子 海津 亜希子 日本文化科学社 2005-02 |
定番中の定番ですな。
そして
軽度発達障害の教育―LD・ADHD・高機能PDD等への特別支援 上野 一彦 花熊 曉 日本文化科学社 2006-08-10 |
この辺はやはり気になるところ。
他にも気になった本あったはずなんですが…記憶が薄れてきてます。ヤヴァイ。
・ミネルヴァ書房
このシリーズは手に取る人多かったですね。
発達と障害を考える本〈2〉ふしぎだね!?アスペルガー症候群(高機能自閉症)のおともだち 安倍 陽子 諏訪 利明 ミネルヴァ書房 2006-03 |
発達と障害を考える本〈1〉ふしぎだね!?自閉症のおともだち 諏訪 利明 安倍 陽子 ミネルヴァ書房 2006-03 |
ふしぎだね!?ADHD(注意欠陥多動性障害)のおともだち えじそんくらぶ 高山 恵子 内山 登紀夫 ミネルヴァ書房 2006-06-01 |
ふしぎだね!?LD(学習障害)のおともだち 神奈川LD協会 ミネルヴァ書房 2006-05 |
私も実物を見たのは初めてだったのですが、かなり使える良い本です。てか、下手な専門書読むよりもいいかもとか思ってしまいました(これも専門書っちゃあ専門書ですが)。
ひとがひとをわかるということ―間主観性と相互主体性 鯨岡 峻 ミネルヴァ書房 2006-07 |
なかなかいい装丁…ってことではなく、今さらながらこういう概念を押さえておく必要があるのは分かっているんだけどなかなか手が出せない一冊。むー。
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さて、あと1回。どこまで私が覚えているかの勝負になってまいりました。次回もご期待ください(てか、いいかげん森林レポート終わりたい私)。
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