資格問題

つなでさんこと今井たよかさんへの質問

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少し前のエントリになりますが、つなでさんのブログ、臨床心理職能メモの6/22のエントリ、梅雨らしい一日でしたにこのようなことが書かれておりましたよ。

どこに、どんな心理職(何ができる心理職)が、どれだけの人数、どのような形で必要なのかということを答えるのは、私個人ではできないことですが、そういうことを、いろいろな仮説を立てて調べるチームは必要ですね。それに加えて、やはり、「どこから予算を取って来るか」ということが、大きい課題だと思います。

全心協で、医療保健の機関や患者数から、心理職の必要人数を割り出すようなことや、診療報酬に関してどういう要望が可能かというようなことを、もっと組織的に調べていくことができていないのは、申し訳ない限りです。

心理職、臨床心理職のニーズ調査について、何かアイディアのある方があれば、またこちらのブログや今井個人まで教えてください。それでは。


全くその通りです。心理職のニーズに関する調査は必要ですし、それをやらずに「ニーズは高い」と断言してしまっている人に対しては何でそういうことが言えてしまうのか不思議です。
つなでさん自身は同じエントリの中で

私個人は、いろいろな職場で、私たちの仕事を必要とされているのを感じています。そう感じるのは、次々といろいろな仕事の依頼が来るからです。フルに時間を使っても、まだまだ時間が足りない状況です。みなさんもそうではないですか。

ともおっしゃっております。
そらそうですけどね。私だって「ニーズがない」と思っているわけではないですよ。
ただ、心理学に携わっている人であれば「自分の実感ってのが客観的に見ると意外に実情からかけ離れている」なんてことはよくあることだってのは知らないわけではないですよね?
特に資格の問題ってのは自分も含めた同業者の利害関係が関わってくるわけじゃないですか。そんな中で「自分にとって都合の良いように現実を歪曲する」なんてことも容易の生じうるってのはわかりますよね?
そういうことがないにしても、他者を納得させるためには「それはあんたらの思いこみなんじゃないの?」と言われてしまう余地を残しておくのはよくないわけで…
そういう観点から私はずっと(たぶん1年以上前から)「本当に心理職のニーズは高いの?」って話をしてきているのです…で、そういう私の意見を読んでいたはずのつなでさんがなぜ、今になって臨床心理職のニーズに関する調査の必要性について述べているのですかね?
これまでは必要じゃないと思っていたから?だとしたら、なぜ、今になってその必要性を主張されているのでしょうか?
これまでもその必要性は感じいた?だとしたらやっぱり、なぜ、今までその必要性を主張されなかったのでしょうか?
正直わかりません。
本来であれば私信としてお送りするべき内容なのかもしれませんが、国家資格化問題を考える上では重要な話だと思いましたのであえてエントリとしてアップさせていただきました。
つなでさんのご意見をお待ちすると同時に、他の皆様からの「ニーズ」に関するご意見・ご質問もお待ちいたしております。

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