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ぼくのかんがえたりそうのでんししょせき

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先日、ちょっと書店業界関係者と話す機会がありまして、恐らく書籍が紙から電子媒体に本格的に移行するのにあと4年…みたいなことを聞きました。紙媒体が完全になくなることはないだろうけれども、当然、色々対応策を考えていかねばならないってなことをおっしゃっておりましたよ。

確かにiPadはなかなか衝撃的ですし(そういや、まだ実機を触ったことないなぁ…)、AmazonさんのKindleなんかも日本語版の発売が待たれるところですよね。

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で、自分の周りの本が電子媒体に移行したらどんな感じになるのか?そして、それを踏まえた上で理想の電子書籍ってどんなだ?みたいなことをちょこっと夢想してみましたので書いてみるという次第であります。

…の前に、ちょっと前に大学院生の後輩とちょっと話してて、お互いに「最近、本を1冊読み切るってことはあんまないよなぁ」みたいな会話をしました。そもそもなかなか小説なんかを読む機会もないですし、基本は専門書なんですが、それも「必要な箇所を読む」って感じなんですよね。主に引用文献として使うために。

ここ最近、専門書でじっくり読んでるのなんて、この本くらいのものです。

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…なんて宣伝はともかく、とりあえず専門書の使い方なんでそんな感じなんじゃないかな、と。そんな感じで考えると、電子書籍ってやはり検索機能は重要だと思うわけですよね。正直、索引のついてない専門書はイライラするです。

あとはですね、引用文献のページからリンクが張ってあって、元論文とかをそのままオンラインでダウンロードできたりすると最高です。あるいは、書籍だったらAmazonなりiTunesなりへのリンクが張ってあってすぐに購入できちゃうとか…で、ふと思ったんだけど、それをアフィリエイトリンクにしておくとか面白いかも。そのアフィリエイト収入が誰に入るのかはまた色んな問題があるとは思いますが。少なくともこの点については、技術的には現時点でも余裕で実装可能ですわな。

その他にはそんなに望むことはないんですが、とりあえず最低条件としてサクサクとして使いやすいインターフェースですかね。論文とか書く場合には大量の引用文献に埋もれながら…ってことはよくありますが、そんな場合に紙媒体よりも仕事がはかどるようなくらい使いやすいインターフェースであってほしいです。

「強力で使いやすい検索機能」「引用文献から元文献への直リンク」「使いやすいインターフェース」、この3つの条件さえそろえば、明日にも紙媒体からの完全移行を目指したいと思うわけなのですが、ワタクシ的には当分は様子見ですかね。先立つものもアレですし。

あ、あとは先日本を読みながらラーメン屋でラーメン食ってて思ったんですが、これ、電子書籍だったら難しいなと思ったです。その手のデバイスにラーメン汁が飛んだりしたら嫌ですから。そんなわけで紙媒体が無くなることは絶対にないと思います。ないと思いますが、個人的に困るのはラーメン食べる時くらいってのがアレですわな。

そんな感じなんですが、皆さんはいかがでしょうかね?

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