雑記

何だかピアノづいてる今日この頃

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iPod Classicを購入後、なかなか快適な音楽生活を送っております。新しい(ってもClassicであり、それはもう従来的なものではあるのですが)iPodの感想的なことも書きたかったりするのですが、今日はまた別のお話。
iPod Classicを購入後、外付けHDDに貯めていたラジオ番組の音声ログを全てぶち込んだところ、17GBくらいありまして。これでもうnanoだったら入りきれないわけで

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「圧倒的じゃないか我が軍は!」なんてえことを言いつつ悦に入っておりまして、それでもまだ90GB以上の容量が空いているわけでして、とりあえず所有しているCDを片っ端からiTunesにぶっ込む作業をしておりました。
そんな作業をしている中で、最近あんま聴いてなかったCDにも目を向けることになったりするのですね。今、ちょっとハマっているCDがこれ。

ホロヴィッツ/ショパン・アルバム ホロヴィッツ/ショパン・アルバム
ホロヴィッツ(ウラディミール) ショパン

SMJ(SME)(M) 2008-11-19
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こちらは多分全く同じ内容。何度か再版?されてるみたいです。カスタマーレビューは妥当だと思う。

ショパン・アルバム ショパン・アルバム
ホロヴィッツ(ウラディミール) ショパン

ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル 2004-11-17
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90年代突入前に亡くなっているのですが、このホロヴィッツっておじさん(いや、おじいさん)はすごいですよ。以下、引用部はWikipediaの記述より。

ヴラジーミル・サモイロヴィッチ・ホロヴィッツ(Vladimir Samoilovich Gorovits(Horowitz), Владимир Самойлович Горовиц(Vladimir Samojlovi? Gorovic/Horovyc), 1903年10月1日 - 1989年11月5日) は、ウクライナ生まれのアメリカのピアノ奏者である。

健康上の理由などからしばしば公の活動から退くことがあった。1965年に12年ぶりにカムバックした時の彼のピアニズムは老いたどころか逆に骨太くなり、一層凄みのある演奏を繰り広げた。一時期、処方される薬の影響で指を制御できず「ひび割れた骨董」などと言われる演奏をすることもあったが、その後は老いに負ける事なく最後まで豪快で華麗な演奏をしたピアニストであった。ピアノテクニックの進んだ現在では彼以上にピアノを弾きこなすピアニストは珍しくはないが、いろんな意味で“古き良き時代”の香りを残す演奏をしたホロヴィッツのような演奏家は貴重な存在であったと言える。

上述のCDはカムバック後の演奏であり、60代の頃のものですが、なんかすげえです。力強さが圧倒的です。

ホロヴィッツの「指を不自然に伸ばして演奏するスタイル」は演奏における音色、技巧、刺激的な熱情をしめす。彼が行ったドメニコ・スカルラッティやアレクサンドル・スクリャービンのピアノ作品演奏は伝説的と言われる。その一方で、批判派によれば彼の演奏は一様にホロヴィッツ風の味付けに解釈されており、時には気取り過ぎ、また多くの場合は作曲者の意図(強弱、長短、速度など)を歪曲して弾いている。こういった事はホロヴィッツであるから受け入れられるのであって、他のピアニストが行うと再現音楽の歪曲として非難を受けることになるであろう。この彼独自の演奏法で、演奏中にコントロールを失うことがあり、テンポが非人間的なほどに加速する事も珍しくはなかった。

このCDでも“8. エチュード ホ長調op.10-3「別れの曲」 ”のテンポの速さは「何じゃこりゃ?」って感じです(いや、もっと速い演奏があるのかもしれませんが、私は知りません)。そんなテンポでも作品が破綻しないってのはすげえなと思うですよ。
ようつべにはホロヴィッツの演奏動画が結構ありますので、興味のある方はご覧ください。

ニコニコにも同じ動画があった。

確かに「指を不自然に伸ばして演奏するスタイル」です。ピアノ教室だったら先生から叱られるレベル。それでもこの圧倒的な迫力。すげえよ。80歳超えてこの演奏ですよ。
そしてこのWikipediaの記述

さそうあきらのコミック「神童」には、ホロヴィッツをモデルにしたと思われる老ピアニストと妻君、及び専属調律師が登場し、物語上重要な役割を演じる。

これを読んで、そう言えば未読だったのを思い出し、こちらを大人買い。

神童 (1) (Action comics) 神童 (1) (Action comics)
さそう あきら

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ピアノ関連の漫画ってーと、『ピアノの森』なんかも気になるんですが、多分まだ完結してない?ような気がするんで、様子見の状態。
とりあえず『神童』届くの楽しみ。
あとこのライブ盤聴いてみたい。

1966年 カーネギー・ホール・コンサート 1966年 カーネギー・ホール・コンサート
ホロヴィッツ(ウラディミール) ハイドン シューマン

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そんな感じで何だかピアノづいてる今日この頃なのでした。

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