心臨(日本心理臨床学会)じゃないよ。臨心だよ。
ということで、お友だちからお願いされたのでご紹介。裕’s Object Relational Worldでも既に紹介記事が出ておりますが一応。
2010年9月25日(土)・26日(日)の2日間。国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木) にて、日本臨床心理学会第46回大会が開催されます。
第46回日本臨床心理学会大会(東京)へのご案内
http://www.geocities.jp/nichirinshin/event.html#46
色々と面白そうな企画がありますが、今回の目玉は何と言っても「全体会パネルディスカッション 臨床心理学の理論と実践―臨床の場における関係性と、様々な臨床スタンスを超えてー」なのだそうな。
以下、お友だちからのメールより引用。
パネリストは「全心協会長の宮脇稔さん」「ロジャーズ派の重鎮、岡村達也さん」「日本の精神分析界に間主観的アプローチを導入した丸田俊彦さん」と大物ぞろいになりました。
そして指定討論者には「日本における宗教学のトップでいらっしゃる島薗進さん」にご登壇頂きます。
現在、色々な理論や技法が乱立している臨床心理学の世界ですが、まず、「個々の拠って立つ理論や技法はどのように選択されていくのか」を、3名のパネリストに個人史を語っていただくことで、検証します。
次にそれぞれのパネリストが推奨する理論や技法のウチ、「Th.ーCl.との関係性」を中心に、その共通点、相違点を検証します。
それと共に、お互いの立場の違いを如何に認め合いながら、クライエントにとって有効な臨床活動をしていくことができるかを、同じように様々な宗派が乱立する宗教学の視点から語っていただくことで、その融合点を探ります。
この会に参加した皆さんが、自分の立ち位置を再確認するとともに、流派を超えて「どうしたらより良い臨床活動を行っていけるようになるのか」という視点を得ることが出来、明日の臨床への活力を見出していけるようになればと願っています。
とにかくなんかすごそうです。
なんつーか、イデオロギーの違いみたいなところで語られがちな日本心理臨床学会と日本臨床心理学会ですが、そういう歴史的経緯を知らない会員も増えてきているでしょうし、もうそういう時代ではないと思うのですよね。
単純に興味がある内容であれば参加すればいいでしょうし、そういう意味で今回のこの大会は多くの方の参加が予想されるんではないでしょうか?
なにより参加費も安いですしね。
会員が4,500円、非会員:5,000円、学生、ユーザー・家族2,000円(郵便振り込みの場合。当日は各500円増)ですから。学生なら2000円ですよ。内容を考えると、これは相当安いっす。お得だ!
お友だちにも教えてあげて、お友だちもキレイにしてあげましょう(って懐かしいな)。
ついでに宿泊はこちらをどぞー。
大会、きっと成功しますよ。大変だと思いますが、がんばってくださいね>お友だち