バージョン1.0を飛び越して、いきなり2.0です。
先日、自作ラー油を作ったですよ。そう。今人気のラー油。基本的なレシピは以下の記事を参照しました。
@nifty:デイリーポータルZ:「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」を作った
タマネギ 1/2個
スライスにんにく 10g
アーモンドダイス 5g
サラダオイル 大さじ3ごま油 大さじ1
ラー油 小さじ1
豆板醤 5g
塩 3g
砂糖 2g
で、作ってみて感想なんですが、正直ちょっぴり失敗でした。
失敗ポイントは2つ。
まずは材料を若干焦がしてしまったこと。
上記リンク先の記事で散々「焦げやすいので注意しましょう」と書かれていて、ワタクシなりに注意してはいたつもりなのですが、火を止めた後の余熱で結構焦げちゃうんですよね。フライドオニオンもアーモンド・乾燥ニンニクもどちらも若干焦がしちゃって、最終的に完成したラー油に苦みが出てしまいました。
んでもう一つの失敗ポイント。これは個人的な好みなんですが、全体的に旨味が足りないような気がしました。
熟成させれば少し違うとは思いますが、基本的にこの「食べるラー油」ってのは、唐辛子風味のごま油に具を漬けた物ってことになるわけで、シンプルな味なのですよね。豆板醤の風味が効いているとは言っても、ケミカルな味に慣らされたワタクシの舌にはちょっと物足りない…
ってなわけで、上記2点の失敗ポイントをふまえ改良版のVer2.0を作ってみた次第であります。
まず失敗ポイント1について。
一番のネックは「フライドオニオン作るのめんどくせい」ってこと。じゃあ、既製品を買っちまえってことで調達したのがこちら。
市販のフライドオニオンです。近所のスーパーで普通に売ってました。パッケージはドイツ語かと思ったらオランダ製。
これでずいぶん時間の短縮にもなりましたし、焦げる可能性は大幅に減りました。
そして失敗ポイント2について。旨味を強化するために、アーモンド・乾燥ニンニクを炒める際に、干し貝柱も加えました。これはかなり強力な旨味がでます。
さらに、旨味の中の旨味。反則技とも言えるこれを投入
横浜中華街 高級中華スープの素「味覇<ウェイパァー>」250g
廣記商行 |
ウェイパーです。
魔法の粉(っつーか、ねり状の物体)=ウェイパーを投入する俺。
激しくかき混ぜウェイパーを溶かす俺。
そんな感じでサクサク完成。
感想は…
ウマい!
さすがに干し貝柱+ウェイパーの旨味タッグは伊達じゃありません。それぞれほんのちょっと、干し貝柱は小1個、ウェイパーは耳かき2さじ分くらいですが、かなり旨味が加わりました。
そしてまた反省点が。
焦げつくのを恐れて、火の通しが甘かった。アーモンドなんて半分生でした…っても普通のアーモンドスライスなので食べるのには問題なし。でも次回も、も少し火加減に気を配りたいところ。
あと、干し貝柱は一応割いて入れたのですが、やっぱ固かったです。あれは熱い油に入れて風味が出た時点で取り出すべきですな。
そんなわけで、そのうちVer2.22くらいを作ってみたいと思う次第なのであります。