一昨日のエントリ、【絵本】筒井頼子さく・林明子え『とんことり』に続いて“子どもが好きな(好きだった)絵本シリーズ”。
かなり有名というか定番な一冊なので、お子様がいらっしゃる方だとご存知の方は多いかと思います。
こちら。
そらまめくんの自慢は、雲のようにふわふわで、綿のようにやわらかいベッド。豆の仲間のえだまめくんやグリンピースの兄弟たちがやって来て「このベッドでねむらせておくれ」と頼んでも「だめだめ、これはぼくのたからものだもの」と言って、だれにもかしてあげません。
ある日、その大事なベッドが突然なくなってしまったからさあ大変!
驚いたそらまめくんは必死でベッドをさがしますが、どこにもありません。何日も何日もさがして、やっと見つけたそのベッドには、なんと、うずらがたまごを産んでいたのです。
「しかたがない、すこしだけかしてあげよう」と、そらまめくんは、毎日ベッドを見張っていたのですが、だんだんたまごが気になってきました。そしてとうとう、たまごがかえって、ひよこになったのです。そらまめくんは、大喜び!
ベッドも無事にかえってきました。
子どもたちに大人気の愉快なそらまめくんが大活躍する楽しいお話の絵本です。
読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:小学低学年から
出版社の紹介ページではレビューが見られますよ。
・そらまめくんのベッド(福音館書店)
絵のかわいさというのは表紙画像を見ていただければお分かりかと思います。そして、文のリズムが大変心地よく、読んでて楽しくなります。
…と、よく読み聞かせはしていたんですが、上のリンク先のレビューだったり、Amazonさんのカスタマーレビューを読んだりして思い出しました。
この本、「自分の大切なものを誰かに貸す」という大きなテーマがあったのですね(完全に忘れてた)。変な教訓臭さがないので、その辺は私の中に残っていなかったのだと思います(というのはストーリーを忘れてたことへの言い訳だったり)。
我が家では持っていませんでしたが、同シリーズが何冊もの出ていたりして人気の高さがうかがわれます。
安心してオススメできる一冊です。よろしければどーぞ。