心理・精神医学本

【病院実習の】『精神科研修ハンドブック 第4版』【友】

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精神科研修ハンドブック第4版

今年、第4版が出てたんですね。

以前の版については何度か当ブログでもご紹介しておりまして。

【病院実習の】精神科研修ハンドブック【友】(05/12/13)
【病院実習の】『精神科研修ハンドブック 第3版』【友】(11/01/14)

精神科で実習する学生にとってはかなり役に立つ一冊なのではないかと思いますよ。

◎研修医必携の定番マニュアルがさらにビルドアップ!
「広汎性発達障害」「自殺・自傷の危機管理」「認知症治療薬」を大幅改訂。変化に富む精神科研修の臨床現場に即応できるよう最新治療薬と処方例を増補。研修医のみならず広く医療関係者に役立つ情報をコンパクトに網羅。

出版社の紹介ページでは、目次とサンプルページ(PDF)が見られますよ。

精神科研修ハンドブック海馬書房

過去にも書きましたが、この本の何が良いって…自分で前に書いた内容を引用。

この本の何がいいって、とにかく精神科で必要な知識が非常にコンパクトにまとまっているということです。大きさは新書サイズですし、結構薄いです。それこそ白衣のポケットに入るくらい。そんなわけで、元々は研修医向けの本なのですが、病院、特に精神科で実習をされる院生さんにはもってこいの本なのではないかなと思い、ご紹介させていただきました。

第3版が2011年、そして今年第4版刊行となかなかハイペースで改訂しているということで、最新の知見がまとまっているというのも良いです。内容的には本当に「広く・浅く」という感じではありますが、自分の中で知識がまとまっていない段階ではかなり役に立つと思います。

実習に持っていくだけでなく、大学院入試や臨床心理士資格試験対策の一貫として知識を整理する上でも使えるのではないかと。そういう意味では精神科以外の領域で働くことを希望されている方にもオススメしたい一冊です。

本のコンパクトさを考えるとお値段はちょっとお高めかもしれませんが、コストパフォーマンスは悪くないと思います。

興味がある方は是非ともポチとどぞー。

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