心理・精神医学本 臨床心理学

NPO法人ノーチラス会と双極性障害関連書籍のご紹介など

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先日、TwitterのDMでこの会についてのご紹介をいただきました。

ノーチラス会
NPO法人ノーチラス会 特定非営利活動法人日本双極性障害団体連合会(JABD)

紹介してくださったのは、国際医療福祉大教授・北里大学医学部客員教授の鈴木映二 (@suzuki_seishink)氏です。

https://twitter.com/suzuki_seishink
鈴木映二 (suzuki_seishink)さんはTwitterを使っています

ノーチラス会は双極性障がいに関わる全ての人々の希望になるべく常に努力を続けております。

ノーチラス会は、当事者、ご家族、医療者、福祉関係者、科学者、出版社、マスコミ関係の方など多方面の方に会員となっていただき、皆様の知恵とお力を結集して活動を行っております。

具体的には、相互扶助活動(定例会など)、レクレーション事業(作り物くらぶ、喫茶、各種催しや研究所の見学など)、毎月の会報の発行、相談事業(無料電話相談、無料電話ピアヒアリング、面接での相談、談話室など)、啓発事業(講演会など)を行っています。

ノーチラス会とは ごあいさつ(理事長より)より抜粋

最近、双極II型が色々と話題になったりしていることもあってか、双極性障害がらみの書籍の出版も相次いでおります。

精神の病をもつ子どもの親のための分かりやすいガイドブック。

うちの子はすごく育てにくい、どこか悪いところがあるのだろうか、と親が子どもの異変に気づくことがある。日々の生活では、周囲を惑わすわが子の多彩な症状と闘い、周りの人や学校との調整に走り回る。思い切って医療機関を訪ねてみるが、診断がつくまで不安にさいなまれ戸惑いも大きい。

本書は、子どもの双極性感情障害についての正しい知識や対処法を親・家族向けに分かりやすく説明している。だが病名の如何を問わず,また洋の東西を問わず,精神の病気をもつ子どもやその親を取り巻く環境,疑問,孤独,不安などには,共通のものがある。様々な精神の病気をもつ子どもの親たちが経験するいろいろな出来事が実例をとおして書かれている本書は、育児に困難を感じている多くの親・家族にとってより豊かな人生を送ることができる灯台の役目を果たしてくれる。

ポストメランコリー型時代の気分障害の本質

今日の気分障害の臨床は、若年事例や治療抵抗性事例の増加、過量服薬、リストカット、病名依存など、さまざまな困難を抱え込んでいる。

そのような現代の気分障害を象徴する「双極II型障害」に焦点を合わせ、回復への里程標とする。

好評を得た『うつ病新時代』、改訂新装版!

「双極性障害」は以前「躁うつ病」と呼ばれていた病気。気分が異常に高揚する「躁状態」と、気分がひどく落ち込む「うつ状態」を繰り返します。診断、治療を分かりやすく解説。

「双極性障害」は、以前は「躁うつ病」と呼ばれていた病気で、気分が異常に高揚する「躁状態」と、逆に気分がひどく落ち込む「うつ状態」を繰り返すのが特徴です。躁状態の時期は本人にとっては快い場合が多いものの、周囲とさまざまなトラブルを引き起こしやすく、うつ状態の時期は空虚感や悲しみにとらわれたり、仕事、家事、学習などに支障をきたしたりしやすくなります。ほかの病気との合併などにより診断が難しいことも多く、いったん症状がおさまっても再発しやすい病気ですが、正しい治療を行えば回復が可能です。この本では、双極性障害の症状、診断、治療のすじみちを分かりやすく解説します。具体的な症例を紹介するとともに、最新の薬物治療の情報も豊富に掲載。日常生活上の注意点についてもていねいにアドバイスします。この病気の診断と治療で多くの実績をあげている、貝谷久宣先生の監修です。

昨今、その重要性が高まってきている双極性障害患者に対する心理教育のノウハウをまとめた本邦初の実践書。病気の特徴や原因、薬物療法や早期発見のポイントなど、医療関係者が患者に伝えるべき内容や手順を実際の心理教育プログラムの流れに沿って解説。また巻末には付録として患者の生活リズムなどを記録するのに使える表も紹介しており、精神科診療の現場でそのまま使える内容となっている

今回ご紹介した以外にも、当事者向けから専門家向けまで関連書籍は数多く出ております。

興味がある方は是非ともどうぞ。

あと、ノーチラス会の方も、関心のある方は是非アクセスしてみてくださいな。

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