記事タイトルが『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』をパロッた面白いやつだというのはここだけの秘密。
さて、公認心理師現任者講習の情報が公開され、そして日々情報更新されている今日この頃、心理職界隈は阿鼻叫喚に包まれているわけですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
昨日も日本心理研修センターによる『公認心理師資格サイト』が公開され、そして現任者講習会の実施機関として公認財団法人日本精神科病院協会が指定されたという情報も公開されました。
現時点で「実施機関」となっているのは上記2機関であり、いずれも申込締め切りが「平成29年10月25日(水)~平成29年11月17日(金)」。申込開始までのタイトなスケジュールを考えると、少なくとも平成30年度受験のための現任者講習会実施機関としては、この2機関に限られるのではないかと私は推察します。
さらに本日、日本心理研修センターより「日本精神科病院協会主催分と重複しての申込が確認された場合、申込無効となりますのでご注意ください」とのアナウンスがなされました。そう、どちらか1機関分しか申し込むことができないということです。
さて皆さん、どちらから申し込みましょうか?
「実施機関による講習会内容の違いはありません」とのことで、共通の申込案内も公開されております。
・公認心理師現任者講習会受講申込案内(PDF)(公認心理師資格サイト)
では異なる点は何か?
まず開催日程が大きく異なります。
日本心理研修センター主催分は、「4日間コース(土日祝)」が東京4回、大阪、京都、福岡各1回。「5日間コース(平日)」が東京5回、大阪、愛知が各2回、北海道、京都、福岡が各1回。
それに対して日精協主催分は、いずれも平日の「4日間コース」のみで、東京、大阪、宮城、広島、福岡が各1回ずつ。
17/10/16のエントリ、日本心理研修センターが公認心理師の現任者講習会実施機関に指定され「講習会の概要」が公表されたけど…で、日本心理研修センター主催で東北での開催がないことに触れましたが、日精協主催分だと宮城と広島が含まれています。ただ、日精協主催の会場は定員が全て200名なので、近県の希望者が殺到した場合、果たしてどうなるのか?というところが気になります。
そして、日本心理研修センター主催の方は第7希望まで選択できるのに対し、恐らく日精協主催の方は第1希望のみだと思います。それで先着順となると…それに漏れた場合の救済措置はあるのでしょうか?今の関連する記載はないので(私が見つけてないだけかもしれません)、どうなるのかちょっと不安が残ります。
あと、異なる点としては申込方法ですね。
日本心理研修センターの方は書留または簡易書留による郵送のみ。それに対して日精協の方はWeb申込のみとなっております。
「インターネット大好きキッズ」(キッズ?)な私としましては、Web申込は大変ありがたいです。
さて、以上を踏まえた上でどちらから申し込むかですが…まあやっぱり日本心理研修センターですかね。少なくとも私は。
日精協で申し込んで第1希望に外れた際、どうなるかがわからない限りは不安すぎます。例えば宮城を希望していて大阪とかに割り振られた場合にはちょっと目も当てられない感じになっちゃいますよね。
その辺りを踏まえて、むしろ申し込む人が少ないんじゃないかと「逆張り」的に日精協の方にするという人につきましては別に止めはしませんが、現時点で公開されている情報に基づくと安全策としては日本心理研修センターかな、と。
初日必着の書留でしかも先着順とかめちゃくちゃめんどくさいんですけどね…
まずは受講申込書の掲載を待ちましょう。