資格問題

【タレコミ】臨床心理士関係団体合同役員会(7/17)【いただきました】

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臨床心理職の国家資格のための緊急ブログの7/17のエントリ、合同役員会(7/17)からの情報でも触れられているんですが、17日、都内で「臨床心理士関係団体合同役員会」が開催、7月5日に合同議連で作成された法案要綱骨子を元にその説明と今後についての審議がなされています。この合同委員会に関して、匿名希望さんからメールによるタレコミいただきましたので、報告したいと思います。
以下、タレコミは匿名希望の方からのものであり、ソースについて詳しく明かすことはできません。その内容の真偽について私は正確には判断できかねますので、その辺りをご理解いただいた上でご覧下さい。
内容的には緊ブロに書いているものとほとんど変わらないのですが、冒頭に行われた挨拶の内容が面白かったので引用したいと思います(※なお引用部分についてはソースがバレないよう、文意が変わらない程度に表現を改変してあります)。

日本臨床心理士会会長 河合隼雄氏
今回の法案要綱提出に至った最大の要因は、臨床心理士としての長年の勤務の姿こそが社会の認識を高めたこと、全国の国会議員に理解を深めてもらえるような働きかけがなされたことである。時局が混迷しそうな流れにある現在、法案が確実に通過したという時まで一時も油断することなく7月末までの1週間あまりの期間に改めて議員へのお礼とあいさつを実行して欲しい。

えらい人は大変ですねぇ。お礼とあいさつですか…。ところで、今回の法案提出に至った最大の要因は全心協の働きなのではないかと個人的に思うのですが、間違ってますか?

臨床心理士資格認定協会専務理事 大塚義孝氏
現時点までの臨床心理士の国家資格への移行は、レポートか面接かになりそうである。今回の流れは文化庁長官としての河合会長の存在が大きいと思う。臨床心理士が医療分野で保険点数を取れるようになるのは2~3年後となりそうである。

これ、今回のタレコミの目玉だと思うんですが、移行はレポートか面接になりそうとのこと。…ホントですか?大塚氏の願望じゃないの?個人的にはガッカリです。ガッツリと再試験やって、出来の悪い奴はガンガン落とした方が後々のためだと思うんだけどなぁ。面接なんて主観で落とされそうじゃ?これ、スライド論者は喜びそうでいやです。
あと「保険点数取れるようになるのは2~3年後」ということは、新卒の医療心理師資格保持者が出てくる前ってことですかね?

日本心理臨床学会理事長 鑪幹八郎氏
日本心理臨床学会において医療心理師と臨床心理士の2つの心理学会が生じてしまわないように留意していく必要がある

医療心理師の養成課程って研究者の養成は考えてないんですよね?だったらこの危惧は杞憂だと思うんですが。むしろ日心臨は開催場所を探すのすら困難なほど会員数が多いんだから発展的分裂ってのはあってもいいように思いますよ。あ、でもそうなると学会費を余計にとられるのか。それは困る。

指定大学院連絡協議会 樋口氏
現在137校の大学院が存在しているが、そういう教育システムがあって今日を迎えていること、官製ではなく民間の団体からそれらの大学院が立ち上がってきたことが意味するところは大きい

指定大学院が日本の心理学をダメにしている側面も無視できないと思いますが。どーせ何らかの形で残したいんだろうし、残ることになるのでしょうねぇ…。


そんなわけで「移行はレポートか面接で」ってのは衝撃的ですが、他は緊ブロに書かれている内容と大差ないです。繰り返しますが、この情報の真偽は定かではないので鵜呑みにしないでください
匿名希望さん、貴重な情報ありがとうございました。当ブログでは引き続き皆様からのタレコミお待ちしております。メールはrotemeister@ホットメールかrotemeister@ヤフーメールによろしくお願いします。

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