臨床心理学

中学生は自分が嫌い…って何をいまさら

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そんなの何を今さら…と思うようなニュースがあったのでご紹介しますよ。
「自分嫌い」な子供たち 中学生の半数以上 心の意識調査Yahoo!ニュース
抜粋しながらさっくりとコメントなど…

「疲れる」7割、「キレるかも」5割
 中学生の半数以上が「自分が好きではない」ととらえ、小中学生の七割近くが疲労感を、さらに五割近くが「自分はいつかキレるかもしれない」と感じていることが、民間の教育研究団体「麻布台学校教育研究所」(原崎茂所長)が実施した「今子供たちの心の中では」と題した小中学生の意識調査で十七日分かった。

中学生の半数以上が「自分が好きではない」ととらえ…ってそんなの当たり前じゃないですか?その反面、過剰な自尊感情をあわせ持ってたりってのがいわゆる思春期における葛藤というやつであり、こんな調査は卒論レベルの話ではないの?というのが単純な感想でございました。

 調査は今年一月から二月にかけて都内や神奈川県、神戸市の小学五年生四百人と中学二年生六百五十四人の合計千五十四人に実施。思春期の子供の「心の中」に迫った調査は珍しい。

これ大規模調査だからニュースになるのかなぁ…。思春期の子供の「心の中」に迫った調査は珍しい…って、発達心理学者が聞いたら怒るか呆れるかどっちかでしょうね。でもこの程度の大規模コホート研究なんてのも最近ではやられてるし…やっぱりなんでニュースになるのかがよくわかりません

 また、自己肯定感とその他の回答との関係では、小中学生共通して、自分を肯定的にとらえている子供ほど、そうでない子供に比べ、「目標を持っている」「自分には良いところがある」「自分はクラスの中で役に立っている」「家庭内で助け合っている」などの質問への回答が高い傾向がうかがえた。

この「目標を持っている」「自分には良いところがある」「自分はクラスの中で役に立っている」なんてのは自己肯定感とどう違うんでしょうかん?同じようなものを見ているんだから、高い傾向がうかがえるのは当たり前でしょう

 調査結果について同研究所は、「『疲れた』『キレるかも』の多さは意外だった。自分が嫌いという回答の多さも中学生が反抗期や思春期であることを踏まえても、気になる結果だ。個々の児童生徒は実に多様で、一律に論じにくい面は無論あるが、今回の調査では子供が自らたくましく生きていくうえで礎となる自己肯定感について興味深い結果も得られたと思う。自分が好きだと素直に思える気持ちを養う教育者や親の心がけは、大変重要ではないか」と話しており、子供が自己肯定感をはぐくむうえで(1)将来への夢や目標、希望をもてるか(2)自分の長所への自覚があるか(3)自分の存在が他人のために役立っていること-の三つが大きな要素となると分析している。

へー…そこで教育者や親に原因帰属しますか。ふーん。いや、良いこと言ってるんだけど(※多分に揶揄を含んでおります)、んじゃどうすればそういう教育が可能なのさ?
で…

 麻布台学校教育研究所は、小中高校の退職校長や現職教員、教育委員会の元職員らが昭和五十八年に設立した教育研究団体。学校教育をめぐり提言をしている。

あー…そういうことね。退職校長や教育委員会の元職員ね。へー…。めんどくさそうなんで詳細なコメントは控えさせていただきますが、まあその程度のものだということです。(憶測ですが)暇と金のある団体というのはうらやましいですねぇ。同じような調査をやるにしても、その費用をもっとうまく使える人もいるんじゃないですかね。
このニュースに関して、発達臨床に詳しい方のコメントなんかおうかがいしたいところです。
(・∀・)??

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