裕’s Object Relational Worldでも紹介されていましたが、日本心理臨床学会理事長 鑪幹八郎氏の名義で出された「臨床心理職の国家資格の推進について」という書類と日本臨床心理士会会長 河合隼雄氏による国会議員への要望書（2月22日付けのものと3月7日付けのもの）が送られてきました。
鑪氏名義によるものを見ると、やはり「医療領域への限定」「医師の『指示』の下ということ」「『専門学校』での資格取得が可能になること」などを問題とし、「医療心理師」法案への反対を唱えています。
さらに「医療領域のみではなく教育・司法・産業その他の分野での資格の汎用性」「医師の『指示』ではなく『指導』の必要性」「大学院レベルの教育の必要性」などを確保することで心理臨床の力が発揮されるとしています。
…まあ、今さらながら語り尽くされた内容ではあるんですけどね。心理臨床学会の呼びかけで発足された「臨床心理職国家資格推進連絡協議会」についても触れ、理解と支援を求めていますが…個人的には様子見というところですね。どうなることやらって感じです。
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