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【英語が】初めての心理学英語論文【苦手】

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英語が苦手です。
読むのは別にいいんですよ。自分の専門分野の文献だったりであれば、辞書を片手にまあ読むことはできます(時間はかかりますけどね)。
問題は「書く」ことです。投稿論文なんかを書こうと思ったら、どうしても英文要約を書く必要があります(英文じゃなくてもいい雑誌もありますが、今のところ私が投稿したい雑誌は英文アブストラクトが必要です)。「話す」ことについては…ここでは触れないでおきましょう(触れられると困るらしい)。
というわけでなんとか必死に書いているんですが、そんな時役に立つ本がこちら。

初めての心理学英語論文―日米の著者からのアドバイス
デイビッド シュワーブ 高橋 雅治 バーバラ シュワーブ

北大路書房 1998-03
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ロテ的お薦め対象:大学院生~(研究をちゃんとやりたい)現場の人;英語論文だけじゃなく、アブストラクトを書く際にもお薦め
本書は日本に居住し教育に従事した経験のあるシュワーブ夫妻からのアドバイスからなる第1部と、英語を苦手とする(と本人は述べているがそんなことはないであろう)ネイティブではない日本人心理学研究者・高橋雅治氏からのアドバイスからなる第2部の2部構成になっています。
第1部では論文の書き方のみならず英語圏の学術誌に投稿する際のコミュニケーション上のポイントやネイティブの研究者と社会的なネットワークを作る方法が述べられており、さらに第2部はノンネイティブであるからこそ考えついた英語論文執筆のためのヒントが書かれているなど、かなり実用的な一冊となっております。
臨床系の院生はまともに英語も読めない人が少なからずいるという噂は耳にしますが、ちゃんと研究しようと思ったら英語は必須です。(自戒を込めて)ちゃんと書けるようにしておきましょう。そんなわけでお薦めです。

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