臨床心理学

久しぶりに古巣のゼミに参加してみた

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先日、いくつか用事があって母校の大学を訪れたのですが、ちょうどその曜日はゼミの日だったのでせっかくなので参加してみました。
なんだかものすごく久しぶり…と一瞬思ったのですが、よく考えてみたら一昨年の学会発表の前に内容を検討してもらったのだなあ。
…とは言え、大学院生の発表にあれこれ言うなんてほんと数年ぶりだったので、ある意味新鮮でございましたよ。
私のキャリアを考えると、他人の臨床実践に口を出すなんてことはまだまだ到底できないのですが、研究に関してはそれなりに言える…はず?だと思うんですがどうなんでしょうね。


ちなみに発表内容は修士1年生による修論の構想…というか妄想発表でした。
すごいしっかりした院生だったら、既に予備調査の準備とかしてる段階なのかもしれませんが、まあワタクシの出身研究室的には今の段階ではこんなもんかなという感じでした。
とりあえず今の段階では概念の整理をしっかりすべきかなと思います。既存の研究で使われている概念や方法論にこだわってしまうと、そこから動けなくなってしまいますから。現時点で「自分が何を知りたいのか」という点を突き詰めて考えた上で、「その概念は一体何なのか」「先行研究で扱われているものなのか」「扱われていないとしたら、どのように定義するのか」みたいなところへ進んでいけばいいんじゃないかな、と。
…という辺りでツッコミを入れつつ、自分の研究に関しても思いを馳せるワタクシなのでした。
って考えてるだけじゃダメなんですけどね。ちゃんと動いていかなきゃいけないな、と。
今年も残りわずかですが頑張ろう。研究も臨床も。

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