臨床心理学

私が考える臨床心理士指定大学院入試対策その1 「いつ始めるの…今!…だろうか?」

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勉強会会場

このシリーズの主旨

突然始まりました「私が考える臨床心理士指定大学院入試対策」シリーズの第1弾です。

あ、すでに大学院を卒業してウン年、ウン十年…という方、ブラウザの「戻る」を押さないでください!皆様からも私の愚考に対してご意見いただけますとありがたいです。はい。

さて、なぜ私が突然このシリーズを開始したかというと、アクセス数アップが望めそうだから…というよこしまな理由です(ぶっちゃけた!)。

いや、単純に需要が高いと思ったのです。もちろんこの手の情報は、ちょっと検索すればそれこそ山のように出てきますが、自分の経験から当時「やったこと」、そして「やらなかったこと」、さらには「今なら出来ること」などを踏まえて、「現在の私が考える臨床心理士指定大学院入試対策」というのをまとめてみるのも面白いかなと思ったのです。私が受験した当時は「指定大学院」は存在してませんでしたが。

基本的に「これさえやれれば絶対(とは言わないまでも高い確率で)合格する!」という対策をまとめていこうかなと思ってます。←この()内が私の弱気な部分を反映しております。

あと、タイトルに「臨床心理士指定大学院」とありますが、そうじゃない心理系の大学院志望者にも対応する記事を書いていく予定です。

いつ始めるの?

指定大学院に限らず、大学院入試は年2回行われているところが多いです。一部異なる場合もありますので、その辺は皆様調べていただけたらと思いますが、とにかく9・10・11月に行われる秋入試と、2月・3月に行われる春入試の2回があるということです。

学部4年で卒業研究をしなければならないこと、あるいは途中で一般就職に転向する可能性なども考慮して、大学院入試の準備期間として理想的には1年半は欲しいところです。最も早くて学部4年の9月に入試があると考えてみると…そこから逆算すると、学部3年の4月くらいには始めておきたいですね。

…このブログ、学部の現2年生が読んでたりするんだろうか?

現在3年生でも遅いわけではないです

上での試算はあくまでも「絶対(とは言わないまでも高い確率で)」の合格を目指すという超安全圏での話ですので、現学部3年生が今(12月後半)から入試対策を始めてたとして、「遅すぎる」「もう無理」ということはありません。

考えてみたら、私も大学院入試対策を始めたのは3年の秋頃からでしたから。

もし3年の春から始めたのであれば、その頃は研究テーマについてはぼんやりとしか決まっていない(あるいは全く意識していない)でしょうから、モチベーションが上がりにくいかもしれません。

それに対して、3年の今頃であればさすがに卒論での研究テーマもある程度はまとまって来ているのではないでしょうか?…いや、ぼんやりとでもいいんですよ。

研究テーマは志望大学院を絞り込む一つの大きな要因になりますし、志望大学院が決まれば確実にモチベーションは上がると思います。

今から始めたとして、9月に入試でも9ヶ月以上の期間は取れるわけです。

学部3年の皆様がこれを読んでいたら、今日から始めましょう。

何から始めればいいの?

「今日から始めましょう」と言われても、「じゃあ何から始めればいいの?」と思っちゃいますよね。やっぱりそうですよね。

今日は結構長くなってしまったので、それはまた明日書きます。

明日のテーマは「受験仲間を見つけよう!」です。お楽しみに!

本日の一冊

大学院入試対策にオススメの一冊を紹介する「本日の一冊」のコーナーです。

本日ご紹介するのはこちら。

本書は,半世紀前に初版が出版されて以来,8カ国語に翻訳され,いまでも改訂を重ねる心理学領域随一の世界的なベストセラーである。

ただ「わかりやすい」ということに留まらず,写真や図表もふんだんに使われているので,楽しく読み進めていくことができる。研究範囲も広く,読後は,心理学はもちろんのこと,近接領域の知識まで獲得することができる。

各章ごとのコラムにおいては、興味深い研究がいくつも紹介され,知識を発展させるには恰好の材料となるだろう。

心理学の知識を幅広く知りたいと思っている方,大学院入試を目指している方,読み物としてもお勧めできる1冊である。

これ、大学院入試対策の定番中の定番だと思うんですが、あんまりネット上で「対策用」として挙げられてるの見ないんですよね。難しすぎるのかな?

これさえ読めば、英語の勉強と心理学の勉強が一緒に出来て便利だと思うんですけどね。テクニカルタームを英語で覚えることもできるし。

一人で全部読むのはさすがに大変ですけど、勉強会で輪読するならこれはすごくいいです。

確かに値段は高いんですが、勉強会用に使うなら仲間内で共同購入してもいいかもしれません。

あと英文和訳の能力に不安がある方、安心してください。翻訳版が出てますので、一緒にどうぞ。こちらは大学の図書館に入っている可能性も大ですのでチェックしてみましょう。

当ブログは大学院志望の皆様を応援しています!

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私が考える臨床心理士指定大学院入試対策その2 受験仲間を見つけよう!そして勉強会を始めよう!(13/12/20)

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