書店で見つけて気になった書籍の備忘録として。
これはなかなか面白そう。
〈脳とソシアル〉発達と脳
医学書院 2010-04 |
発達障害児は脳機能に欠落があるのか?あるいは、回り道しながらも頂上を目指して発達という山を登っているのではないか?発達障害児が共通して障害をもち、ヒトが社会生活を営むうえで重要な役割を果たすコミュニケーション・スキルの獲得過程を通して、脳の発達を見直していく。「脳とソシアル」シリーズ第2弾。
そんな感じで、コミュニケーションスキルの発達について認知神経科学の立場から色々見てみよう的な一冊。面白そうじゃないですか?
出版社のサイトには目次・序文も載ってますよ。
この「脳とソシアル」シリーズ。第1弾が刊行されたのって、2008年9月なのですね。
社会活動と脳―行動の原点を探る (脳とソシアル) 岩田 誠 医学書院 2008-09-15 |
それから2年半以上経過しての第2弾ということでまあずいぶんと間が空いたって感じもするわけなのですが、クオリティの高い内容で出すのは大変でしょうし、これくらいの刊行ペースは許容されるべきなのかもしれません。
ということで、興味のある方はどぞー。
…しかし、『発達と脳』の方、マーケットプレイスで中古価格がとんでもないことになってます(4月12日現在)。とりあえずどんな値をつけようと勝手ですし、品切れ中だから仕方ないかもしれませんが「ちょっとやりすぎじゃね?」って感じがしないこともない。