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北九州市立大:生活、心身、就職まで支援する施設開設毎日jp

北九州市立大は9日、同市小倉南区の北方キャンパスに相談窓口と就職支援、保健室の機能を合わせた「学生プラザ」を開設した。勉学から生活面や心身の悩み、就職まで一貫して支援する施設は、全国的にも珍しいという。志願者と入学者が同数になる「大学全入時代」を控えた「生き残り策」の側面もある。

学生プラザは、建物内の500平方メートルを改装。「何でも相談窓口」やカウンセリング室、就職相談をするキャリアセンター、学生が自主活動に使えるプロジェクト室、保健室からなる。

同大によると、入学後に目標を失ったり新しい環境に慣れず不登校や引きこもり状態となり、休退学に追い込まれる学生が一部で見られる。また、就職活動が大きなプレッシャーとなり「自分の適性がわからない」と悩む3、4年生も少なくない。大学関係者によると、「面倒見のよさが、選ばれる大学になる条件」という時代。入学から卒業まで、あらゆる面を支援することで安心して学生に来てもらおうと、設置した。

対策の一つとして、今春入学の1年生から必修科目を3回続けて休んだ学生に連絡して事情を尋ねる「早期支援」を実施した。約1000人の入学生のうち対象は20人で大半は生活習慣の乱れが原因だったが、心理面でのサポートが必要な学生も数人いた。

矢田俊文学長は「学生が抱える悩みはさまざまな要素が複合的にかかわっていることが多い。かつては自己責任と放置する傾向もあったが、私たちとしてはできるだけの支援をしたい」と話した。


知り合いで学生相談やってる人結構いますが、なかなか大変そうです。つか、とにかく忙しそう(大学によるのかもしれませんが)。
ある意味、至れり尽くせりな学生生活で良いのかもしれませぬが…大学のうちはいいんですけど社会出てからどうなんでしょうね?
景気も回復基調で(って個人的には全く実感ないんですが)新卒の採用も増えている現状ならまだしも、これからもその傾向が続く保証はどこにもないわけで。むしろ不安定な将来を想定しておくべきなわけで。
とりあえずこういうところからも「心理職のニーズは高まっている」と考えてよろしいのでしょうかね?

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