このブログでの「心理・精神医学本」カテゴリーは基本的に「自分が持っている本で良いと思ったものを紹介する」というコンセプトでやっていますが、今回はちょっと違うコンセプトで…
というかぶっちゃけ自分が買うためにリンク張ろうと思います。他の方も「よかったらどうぞ」という感じで。
ACT入門―精神障害者のための包括型地域生活支援プログラム 西尾 雅明 金剛出版 2004-03 |
【市場調査】本当に医療系心理職の需要は高いのか?【してる?】のコメント欄における議論で、「ACT(地域生活支援プログラム)の中で心理職が潤滑油・触媒的な役割を果たす」という意見をいただきました。これに関しては「できたらいいなぁ」とは思いますが非常に高度な知識やスキルが必要になりますし、実際にやるのは難しいだろうと思っています。
ただ、精神科リハビリテーションにおける心理職の役割を考える上ではこうした視点は非常に重要だとも考えられます。「私の専門は精神科リハビリテーションです」な臨床心理学者とは?のエントリーではうだうだと悩み考えていた私ですが、この本で「精神科リハビリテーションの中での心理職の在り方」に関する一つのヒントは得られるかもしれません。
で、もう1冊。
3/11のエントリー、【当事者の】統合失調症/分裂病とつき合う【視点から】で、afcpさんからご紹介いただいた本です。
統合失調症―最新の薬物療法とその他の治療法 患者のための社会福祉制度ガイド 患者をかかえる家族はどうしたらいいか 春日 武彦 主婦の友社 2005-01 |
装丁からして「分かりやすそう」という雰囲気が漂っております。患者さんやその家族など当事者に対して分かりやすく伝えるというのは、自分がちゃんと知識を持っていたとしても実は難しいことであり、そうした意味ではこれらの本を参照するのは有用なのではないかと思います。
さて、さっそく買いますかね(まず自分が)。読んでみて(余裕があったら)感想アップするかもです。
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