子育て

齋藤孝の「ガツンと一発」シリーズ『勉強なんてカンタンだ!』『そんな友だちなら、いなくたっていいじゃないか』

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現在小2の長女が読むかなと思って購入したら、いずれも結構熱心に読んでましたよ。

こちら。

勉強にはコツがあるし、楽しむこともできる! なぜ勉強しなきゃいけないかって?それはね……。
齋藤先生が秘訣をこっそり教えます。小学生向けお説教シリーズ第1弾。

NHK教育テレビ『にほんごであそぼ』の監修者として子どもたちに大人気の著者が、生きていくうえで大切だと思うことを、子どもたちに向かってはっきりと語りかけるシリーズの第1弾。
小学校低学年生でも一気に読めるように、総ルビをふり、挿絵も豊富に楽しい本に仕上げました。まずは太ゴシックで強調した文と挿絵を見るだけでもOK!
著者自身、勉強はすごくキライでした。でも、東大に入り、いまでは勉強が好きになっています。そして「アタマがいいとか、悪いとかは重要ではない」と言い切ります。勉強がドンドン楽しくなる、著者独自の「作戦」を初公開!
おもな内容は、「なんで勉強しなきゃいけないの?」「勉強はアタマのスポーツだ!」「ふたりでやれば、覚えられる」「分厚い問題集は買うな!」「時間を区切って一気に!」「テストなんて、へっちゃらだ!」など。
勉強が得意になるコツが詰まった一冊。「説教」のネタ本としても使えます。

ひとりになることを怖がるな!
友だちは大事だけど、誰でもいいってもんじゃない。「ひとり」がかっこいい人を見習って強く生きよう!
小学生向けお説教シリーズ第3弾。

NHK教育テレビ『にほんごであそぼ』の監修者として子どもたちに大人気の著者が、生きていくうえで大切だと思うことを、子どもたちに向かってはっきりと語りかけるシリーズの第3弾。
小学校低学年生でも一気に読めるように、総ルビをふり、挿絵も豊富に楽しい本に仕上げました。まずは太ゴシックで強調した文と挿絵を見るだけでもOK!
遊ぶ友だちがたくさんいないと不安に感じる子は多いでしょう。でも、ただ「つるんで」いるだけでは、友だちとはいえません。ほんとうの友だちをみつける方法を伝授します。
おもな内容は、「“つるむ関係”と“友だち”はちがう」「これで、ひとりの時間もさびしくない」「友情はマンガで学べ!」「ナカタとイチローに学べ!」「キミのまわりにはきっと人が集まってくる」「ほんとうの友だちとは、“本気”と“信頼”」など。
子どもたちを勇気づけ、タフにしてくれる一冊。「説教」のネタ本としても使えます。

出版社はPHP研究所ってことで、まあ言ってみれば子ども向けの「自己啓発本」ってところでしょうか。

筆者は皆様おなじみ、『声に出して読みたい日本語』でも有名な明治大学文学部教授の教育学者、齋藤孝氏です。

齋藤孝 (教育学者) - Wikipedia

私もざっくり読んでみましたが、総ルビでボリュームもそれほどないということで、対象は小学校低学年~中学年(中学「生」ではないですよ)というところでしょうか。

自己啓発とは言っても、それほど難しいことが書いてあるわけでもありませんし、内容が怪しいわけでもありません。

この本で触れられているのはごくごく真っ当な「勉強のコツ」や「友達関係のコツ」だと思います。ただ、この本の対象になるような子ども達が自分で気づくことができるような内容かというと、恐らくそれは難しいでしょうし…いや、いないわけではないでしょうけれども、そういう子こそ「できる子」だと思います。

あと、この本に書かれていることを親が説明して果たしてここまで論理的に丁寧に説明できるのか?という問題はありますし、そして説明できたとして、親が言っていることを素直に受け入れられるのか?ってのは発達段階によるかもしれません。

そんなこんなで、その辺の年齢のお子さんがいらっしゃる親御さんにとっては色々捗りそうな本だと思います。

他にもシリーズ色々あるので、ワタクシも物色してみたいと思いますし、皆様もご興味がありましたら是非どぞーです。

Amazon.co.jpの検索結果: 「ガツンと一発」シリーズ

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