こちら、書店でみかけたのですよ。
「精神疾患と認知機能研究会」が第10回という節目を迎えた平成22年の研究会では、「精神科領域における主たる精神疾患である"統合失調症"ならびに"気分障害"について認知機能の立場からシンポジウムを開催する」こととした。このシンポジウムには"治療によって認知機能は改善するか"という重要なテーマも設定され、節目の研究会にふさわしい企画がたてられた。
このような意図の下に開催された第10回研究会はいずれも充実した内容で、認知機能から見た統合失調症ならびに気分障害についての重要な知見が、まとまった形で示された。そこで、この時の研究会の成果を、「最近の進歩」という形でまとめ、新たな10年に向けての出発点としたいという機運が高まり、出版されたのが本書である。
こちらは出版社の紹介ページです。
ってなわけで個人的には「統合失調症の認知機能の改善」みたいなところに興味がありまして、自分の臨床実践の中でそこにどうアプローチしていくことが出来るかってのは一つの重要なテーマだったりするのです。
上記リンク先では本書の目次も見られますが、基礎研究から臨床実践の中で得られた知見まで、かなり幅広く取り上げられておりますです。
そんなんで「これは欲しい!」と思ったんですが…
いや医学の専門書ってこんなもんだろうとは思うのですが、それでも論文集みたいなもんですよ。130ページで5250円って…。
ちなみに本書の前に出されたこちら。
Amazonさん価格で10500円ですよ!確かに341ページと倍以上のボリュームではありますが、それでも1万円超えって…。
そんなこんなでいつか図書館で借りてやる!と心に誓うワタクシなのでした。
それなりにお金を持ってらっしゃって、この分野に興味がおありの方は是非ともポチっとどうぞなのです。