臨床心理学

専門職大学院とは

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昨日のエントリ、専門職大学院=臨床心理士の質の決定的な低下~こんな大学院はダメダメだ!Vol4のコメント欄でかみそりさんからこんなご質問をいただきました。

あの~、初歩的な質問なんですが、、、。
「専門職大学院」てなんですか?
従来の大学院とはなにか違うんですか?

私も何となく、何も見ないでも答えられるような気がしないでもないのですが、改めてちゃんと調べてみますよ。
というわけで
専門職大学院 - Wikipedia より
詳しくは上記リンク先を見ていただければと思いますが、簡単にまとめると専門職大学院とは「高度専門職業人を養成する大学院」のことのようです。法科大学院は特に有名ですよね。
(たぶん)鳴り物入りで始まった法科大学院制度ですが、法科大学院を修了すれば即司法試験に合格するわけでは決してなく、結局、司法試験の合格者はそれなりに名前の通った大学・大学院の修了者に多いようです(もちろん例外もありますが、それは「例外」ですから)。
しかし「高度専門職業人の養成=研究は無視」ってことじゃないと思うんですがね。なんか考え方が安易と言うか、何も考えてないと言うか…。特に臨床心理士なんて理念の上ではその職務の一部として「調査・研究」を謳っているわけで、高度専門職業人としての臨床心理士の養成のためには、研究活動は必須でしょう。
ホント何考えてるんでしょうね…って結局、経営のことが重要なんでしょうが、それに騙される学生も学生だな、と。ふう…(ため息)。

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