最近、書店で見つけて気になった本です。
こちら。
脳が傷ついたとき、「音楽する」能力はどうなるのか?
認知症などの脳変性疾患や脳血管障害を原因として、歌唱、演奏、リズム、楽譜の読みなどが障害される神経心理学的症状「失音楽」や、歌唱などの音楽能力のみ残存した失語症など、臨床心理士である著者が遭遇した貴重な症例を紹介。さらに高齢者や自閉症児への音楽療法についても解説。音楽や脳科学に関するコラムも随所に散りばめられ、「人間にとって音楽とは?」という問いにさまざまな側面からアプローチする1冊。
出版社の紹介ページでは、序文や書評が見られます。
・音楽の神経心理学(医学書院)
著者の緑川晶氏は中央大学文学部の教授で、専門分野は神経心理学、研究テーマは「認知症患者の潜在症状を利用した介護・支援技術の開発」だそうな。
・研究者プロフィール[文学部 教授 緑川 晶](中央大学大学研究者データベース)
・中央大学 文学部 緑川研究室 | Laboratory of Neuropsychology, Faculty of Letters, Chuo University
ワタクシ自身の臨床実践の分野とはそれほど関連しないのですが、音楽と神経機能との関連については個人的に興味があります。書店ではパラパラと立ち読みしただけですが、なかなか読みやすそうな本でした。
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