心理・精神医学本

J.T.ヒューバー『心理学と精神医学の分野での報告書の書き方』

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かなり昔のエントリになりますが…
検査所見はちゃんと書こうぜ(06/12/04)
この頃はあんまり心理検査所見に関する本ってなかったんですが、その後、こんな本など出たりしまして。
【ようやく】『エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方』【読んだ】(09/03/10)

エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方 エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方
Elizabeth O. Lichtenberger

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少しずつこの手の本も充実している昨今ではあります。
で、上記の3年近く前のエントリで、こんなコメントいただいておりました。

ロールシャッハテストの権威「上芝功博」先生の「報告書の書き方」という本がかなり参考になると思います。わたしも一冊持ってます。そのほか、地域の研究会の先輩や、学会で出会った方等に、報告書を見せていただいたりもしました。多種多様ですが、大変参考になりましたよ!
Posted by: ナナ | 2007年04月13日 19:54

この上芝氏の本、結構長い間絶版(品切れ?)になっていたものであったわけなんですが、最近、復刊されましたよ。

心理学と精神医学の分野での報告書の書き方 心理学と精神医学の分野での報告書の書き方
Jack T. Huber

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臨床心理士やカウンセラーを目指すすべての人々に必携の手引書、待望の復刊!各種産業や学校、司法や医療、介護の現場などでますます高まる心理査定や心理療法の要請に、簡潔かつ的確に応えるために…。

ヒューバー,J.T.
アデルフィ大学の心理学研究所教授として十年余奉職。大学附属の心理相談所所長と学生相談所所長も兼務。その後、ニューヨーク市立大学のハンターカレッジ教授として、カウンセリング・人格理論、教授法の心理学などの講義を担当。永年の間、ニューヨーク市の職業相談所のコンサルタントもつとめる

上芝 功博
1935年、京都生まれ。京都大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業後、法務省の心理技官となり、主として非行少年の診断・鑑別業務に従事し、1995年、東京少年鑑別所長を最後に定年退職。以後、千葉大学教育学部教授、甲南大学大学院非常勤講師を各5年勤めた。現在は法務省矯正研修所非常勤講師。『ロールシャッハ法研究』誌、前編集委員長。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

先日開催された、日本ロールシャッハ学会の定期大会の書籍販売コーナーでこの本が大フィーチャーされておりまして、かなり目を引かれたですよ。
時間がないのでゆっくり見ることはできなかったのですが、多分、いや間違いなく良書だと思います…多分。「待望の復刊」ですしね。
価格もそんなに高くないので興味のある人はどぞー、です。『エッセンシャルズ 心理アセスメントレポートの書き方』が売れていることから考えると、必要な人はいっぱいいるんじゃないかなあ。

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