6/30発売で7/1に書店でみかけて気になった本。
こちら。
本書は、集団認知行動療法(CBGT)の入門書として2008年に発行された『さあ!はじめよう うつ病の集団認知行動療法』の続編です。
日本各地の医療施設で実際に行われているCBGTプログラムの実践例を紹介しています。付録DVDではCBGTの最中に起こりがちな問題を再現し、その適切な対処法について具体的に解説しました。
前書と併せて読めば、すぐにでもCBGTを始めることができるでしょう。
出版社のページはこちら。ざっくりした目次やサンプルページが見られますよ。
さあ!やってみよう集団認知行動療法(医学映像教育センター)
この本、何がすごいって、DVDつきで価格が3990円とかなり抑えられているところ。これはお得感満載です。
で、入門書(続編ではありますが)なので、非常に読みやすいです。やったことがない人でも、とりあえず本書を読み、そしてDVDを見るだけである程度のイメージはつかめるのではないでしょうか?
さらにこちら、監修の集団認知行動療法研究会のサイトです。
私は寡聞にして知らなかったのですが、大野裕氏や坂野雄二氏も会員なんでしょうか?とりあえず著者一覧には入ってました。
そしてこれの前書がこちら。
認知行動療法とは、ものの考え方や受け取り方(認知)が気分や行動に影響して、さらに気分や行動が認知の働きに影響するという悪循環を断ち切ることをとおして、うつ病や不安障害を治療する精神療法の一つです。これを集団で行うと、参加者同士がお互いに共感し、情緒的に支え合いながら、一方で客観的にお互いの考え方を検討して認知の再構成を進めていく作業によって、うつ病治療に効果があることが分かってきています。
本書ではその進行方法を詳しく解説し、重要なポイントと実践例をDVDに収めました。さらに、参加者が安心感をもってグループに参加できるような関わり方、参加者同士の会話を橋渡しし活発にしていく方法など、具体的な働きかけについても学ぶことができるよう工夫しました。
集団認知行動療法を具体的にどう進めたらよいのかイメージがわかない、そういった方に手に取っていただきたい一冊です。
興味がある方、よろしければあわせてポチっとどうぞ。