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【臨床心理士】医療心理師について本気出して考えてみた(9)【擁護派?】

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さて今日も今日とて忙しい感じですよ。午前午後と1件ずつロールシャッハのオーダーが入ってるともういっぱいいっぱいです…と言いながら更新してみます(一応、時間があるときに記事は書きためてるんですよ。ネタはどんどん切れてきますが…そんな時は育児の話題で繋ぐと。育児話は書いてて楽しいんですけどね←言い訳)。

 

もう既に、あまり「本気出して考えて」ないんですが、また医療心理師絡みのエントリーです。最新の情報に関してはyou999さんの裕’s Object Relational Worldをチェックしていただければと思うのですが、2月24日に議員連盟結成総会が開かれるそうです。で、議員連盟って何?って人は以下を参照のこと(ゆりりんさんのコメントからの引用です)。

 

議員連盟っていったいなんだろうと思っていたら、今朝の朝日新聞「Be」に中村敦夫さんが解説を書いていました。

<議員連盟はピンキリだ>
学校で言えばクラブ活動のようなもの。公的機関ではなく、議員たちが任意で作る団体である。その数およそ600はあると言われているが、正確な数や実態は把握されていない。(略)
本来は、超党派の議員が、共通の目的やテーマを持続的に論議し、発展させようと言う趣旨の集団である。(略)
当然選挙は不利になるので、議員には度胸が必要だ。議連も志次第では、政党顔負けの力を持ちうるのである。

で、今回の法律は「議員立法を目指している」ということで議員立法とは何かというと

【議員立法とは】

 立法は国の唯一の立法機関である国会によって行われますが、国会に法律案を提出することができるのは、議員(議院の委員会や調査会が法律案を提出することもあります。)と内閣です。このうち、議員からの法律案の提出によって行われる立法のことを一般に「議員立法」と呼んでいます。

参議院法制局のサイトより引用)

で議員立法で法案を通そうと思ったら、通常よりも時間がかかるらしくとりあえず今国会では無理そうということです。とは言え、このままいけば遅かれ早かれ通りそうな気もしますが…

ぶっちゃけ、割ともうどーでもいいんですけど、この問題。nobuさんの心理臨床家nobuのつぶやきBlogでは

以下の1つにでも当てはまったら、あなたは構造的には「余剰人員」です。
もう構造的にあなたの居場所はないのです。
  1.文部科学省のスクールカウンセラー事業がなくなったら、生活できない。
  2.「医療心理師」を国家資格化してもらわないと、生活できない。
  3.就職の見込めない指定大学院の院生。
  4.就職の見込めない指定大学院の教員。
  5.貯金がない、できない。
  6.何度受けても「臨床心理士」の試験に受からない。

とありますが、私もこれに大筋では賛成です。特に2「医療心理師」を国家資格にしてもらわないと生活できない…こういう人が余剰人員だというのには諸手を挙げて賛成です。何度も書いていますが、病院の心理職なんてそんなに人数はいらないんですよ。今でさえ人が余っていて、だからこそ人材が安く買い叩かれているわけで。

全心協のサイトを見ても

気がつけば医療現場から臨床心理技術者が締め出されてしまっているといった、取り返しのつかない事態だけは何としても回避したいと切に願っている。

とありますが、必要な人材であれば締め出されるということはないと思うんですがねぇ。締め出されるってのは結局、その人が余剰人員だからってだけの様な気も…

それを踏まえた上で今回のトラバ先、oza44さんのINTRA DIALOGUEこちらのエントリーのコメント欄を見ると

他はあまりに「臨床心理士擁護色」が強いので、書く気になれませんでした。

…とありますが…私のブログって「臨床心理士擁護色」強いですか?まあ、単にこちらをご存じないだけかもしれませんが、私は現行の臨床心理士制度なんてウ○コみたいなものだと思っておりますです(これは何度も繰り返している気がするんですが…)。ただ、今回の「医療心理師」国家資格というのはさらに輪をかけてウ○コな制度であり、「国家資格」なだけになおタチが悪いという話で…

なんかこの件について書くのもめんどくさくなってきました(と言いながらまたまたネタにしてみるテスト)。

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