今日、書店をチェックしてて見つけた本。
こちらです。
現在,世界中で毎年100万人が自殺により生命を失っている。
自殺の危険を評価するための正確な知識と自殺企図患者への面接技術の要諦を多くの症例を交えて解説した画期的な大著である本書は,初版刊行以来わが国唯一のスタンダードとして多くの読者に受け入れられてきた。初版刊行時2万人ほどであったわが国の自殺者数はその後二十数年の間に年間3万人前後に達し,重大な社会問題として早急な対策が求められている。
今回二度目の改訂にあたり,9.11同時多発テロ,3.11東日本大震災以降,注目を集めるリジリエンス(回復力)や遺された家族へのポストベンションなど,最新の知見を書き下ろし内容を大幅に書き改めた結果,初版の約2.5倍のページ数に達することとなった。
本書はまさに自殺予防に関する臨床的知見の宝庫であり,専門的研究の決定版である。医学・心理学・看護等,すべての心の専門家,また,自殺の危険の高い人を理解しようという家族や周囲の人に多くの示唆を与えるであろう。
自殺の危険を評価するための正確な知識と自殺企図患者への面接技術の要諦を解説。わが国唯一の自殺のスタンダード、大幅増補による改訂第3版。
出版社の紹介ページでは、「第3版への序」「第2版の序」「第1版の序」それぞれ抜粋が読めますよ。
高橋祥友著 自殺の危険[第3版]─臨床的評価と危機介入
当ブログでも2005年の年末に出た第2版はちょこっとご紹介しておりました。
・買った本&気になる本(06/08/15)
紹介文にも「初版の約2.5倍」とあるように、「辞書か?」とツッコミたくなるくらいものすごいボリュームです。
結構なお値段ではありますが、価格分の値打ちは確実のありそうな感じです。というか、この領域に関心がある人であれば参考文献をチェックするだけでも十分元が取れるのではないかと。
どんな領域で働いてる人でも必携の一冊です。私も欲しいんですが…貯金がんばりたいと思います。
興味がある方は是非ともポチっとどぞー。