当ブログの10周年企画で緘黙(かんもく)あるある #ロテ職人の臨床心理学的Blog10周年(15/01/22)という記事をご投稿してくださった“はやし みこ”さん経由でお送りいただきました。
著者、編集者の方、そしてはやしさん、ありがとうございます。そしてご紹介が遅れてしまい申し訳ありません。
なぜかしゃべれない人、それからなんでこの子しゃべらないんだろう?と、疑問に思っている人たちに―場面かんもく症だった著者の今まで隠し通してきたしょーもない人生をおもしろおかしいコミックにして、恥をしのんで大カミングアウト!
出版社の紹介ページでは、目次や、なかじまクリニック 発達外来を担当されている平岩幹男氏による解説を読むことができます。
・私はかんもくガール--しゃべりたいのにしゃべれない場面緘黙症のなんかおかしな日常(合同出版)
基本、マンガですので、さっくりと読めますし、なにせ場面緘黙(選択的緘黙)の当事者から、その体験の詳細が語られるということ自体は珍しいことだと思います。そういう意味で、場面緘黙症の方と出会う可能性のある臨床家の皆様にはご一読されることをお勧め致します。
かんもくネット代表で臨床心理士の角田圭子氏による解説も大変わかりやすいです。
なにより、結構大変な体験が綴られているのですが、作者である“らせん ゆむ”氏のほんわかとした絵柄によって、安心して読める(と言っては語弊があるかもしれませんが)一冊となっております。
らせんゆむ氏の公式サイトはこちら↓です。
そんなわけで、臨床家に限らず、場面緘黙症に関わる可能性のある全ての人(ということはつまり老若男女全ての人ということになりますが)にオススメしたいです。
興味がある方は是非ともポチっとどーぞ。