心理・精神医学本

2015年第1四半期売れ筋ランキング

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洋書見開き

さて、今年も既に4分の1は終了したわけでして、ということはつまりランキングの時期なのでございますよ。

恒例のランキングいってみたいと思います。

2014年1月から3月の間に、当ブログ経由でAmazonさんにて購入された書籍のトップ5を発表いたします。

ちなみに昨年のランキングはこちら。

2014年売れ筋ランキングTOP10 カウントダウン(前半)(15/01/01)
2014年売れ筋ランキングTOP10 カウントダウン(後半)(15/01/02)

ではいってみましょー。

…実はかなり同順位が多かったため第3位からいきます。

第3位

以前も書きましたが、やはり公認心理師法案がらみで各領域の心理職の仕事を総括しておこうという流れがある…のかな?多分、そんな感じだと思います。

今年も雑誌『臨床心理学』は絶好調の予感です。

そして、実は第15巻第2号も既に出ていたりして。

こちらは近々、改めてご紹介したいと思います。

関連エントリ
雑誌『臨床心理学』第15号第1巻の特集は「シリーズ・今これからの心理職① これだけは知っておきたい医療・保健領域で働く心理職のスタンダート」です…そして第14号第6巻を紹介し忘れてた(15/02/03)

第2位

日本国内で使用されている向精神薬を1つ1つ見開きページでわかりやすく解説する。単なる薬剤情報のみではなく、実際に使用したときのエピソード、服用や処方のポイントなど、他書にはないすぐに役立つ情報が満載。医師だけではなく、精神科の薬物療法に関心のあるコメディカル、患者さんやその家族にも大好評の書。薬剤写真や識別コード一覧もさらに充実し、向精神薬の最新情報が一目でわかる。最新版では、2013年までに発売された新薬や適応が拡大された薬剤についての情報を追加し、さらに精神科領域での使用が注目されている漢方薬の項目を新設した。薬物相互作用一覧のしおり付き。

2014年の第3位にランクインしたこちら。今回も順当にランクインという感じです。

新学期を迎え、臨床心理学系の大学院に入学(入院?)された方も多いことと思います。そうした皆様は絶対に必要になるのでとりあえず手に入れましょう。ついでに『DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引』も。

学校臨床を希望されている方も必須ですよ。

関連エントリ:
『こころの治療薬ハンドブック 第9版』出てます(14/02/05)

第1位

『根拠ある記録』を素早くつけてスッキリ明日を迎えましょう

電子カルテの導入や説明責任、個人情報の開示請求など、近年相談援助職の記録には高い客観性と専門性が求められている。本書では、記録に必要とされる要素や用いるべき語句、実際の記録の添削例などを収載し、限られた時間で的確な記録を残す具体的なノウハウを提示する。

2013年の年間トップ1のこちら。昨年は6位に落ちましたが、それでも売れてます。

売れている要因としては、とにかく類書がないのが大きいですよね。これの心理学版を出せば絶対に売れると思うんですが…ただ、考えてみたら学派というか依って立つ理論ごとに記録に関してはかなり違いが出るのかもですね。

それでも主要な学派を網羅して「臨床心理学版 記録の書き方」本が出たらやっぱり売れると思います。

出版社の方、企画してみませんか?(他力本願)

関連エントリ:
【必要な人は】『相談援助職の記録の書き方―短時間で適切な内容を表現するテクニック』【多いのでは?】(2012/10/23)

講評的なもの

このランキング自体の講評というわけではなく、このブログの裏事情的なことになってしまいますが、昨年の9月、Amazonさんのアフィリエイトの紹介料率を大幅な変更がありまして。

その改定に伴って、多くのブロガーがそうであったように、ワタクシも書籍紹介に対する情熱が急激に冷めたというか何と言うか。

ブロガー悲鳴…Amazonがアフィ紹介料率を変更した背景と本当の狙い - NAVER まとめ

…とは言え、少なくない数の方が読んでくださっていることを考えると、やはり少しでも有益な情報をご提供できればと思っておりまして、そうなるとやっぱり書籍紹介というのは重要なコンテンツなのではないかと思う訳です。

そんなこんなで、第2四半期も引き続き、皆さんのためになる書籍紹介をしたいと思っております。

そして、ご恵贈本も随時受付いたしております。えーと、サイドバーの更新もそろそろやります。ワタクシ、ロテ職人にコンタクトを取りたい方はお問い合わせフォーム経由でご連絡下さい。以前ご連絡いただいた方は、もちろん直接メールでオッケーです。

2015年第2四半期もよろしくお願いいたします。

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