心理・精神医学本

【忘れちゃいけない】看護のための精神医学【名著です】

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精神医学関連の書籍も色々紹介してきましたが、この本を忘れちゃいけないですね。
私も研修で病院に行き始めた頃に薦められましたし、私自身後輩などに薦めたい本です。

4260333259 看護のための精神医学 第2版
中井 久夫 山口 直彦

医学書院 2004-03
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ロテ的お薦め対象:初学者…だけじゃなく精神医学に関わる人・心理臨床に関わる人全て
紛れもない名著です。
標題にもあるように、元々この本は「系統看護学講座」というシリーズの中の1冊でした。一時は絶版になっていたのですが、その後大幅に内容を追加し新しいテキストとして出版されたものです。
「看護のための」とありますが、心理職にとってもためになる内容ばかりですし、医師でも読んでる人は多いと思います。
精神医療の基礎的概念から始まり、各精神疾患の概要について概論書としては十分な内容が記述されています。
特にためになるのは、それぞれの精神疾患の患者に対してどう対応するかということが具体的に記述されているところでしょう。
もちろん専門性によって対応が異なるという部分もあるわけですが、看護師のみならず全ての援助職が共通で持っているべき認識というのもあります。
この本はそういった点で多くのものを我々に与えてくれると思います。
で、私は気づいてなかったんですが、この本、第2版が出てたんですね
どの辺が改訂されたのか気になるし、せっかくだし私も買ってみようかな~と思った次第であります。
繰り返しますが名著です。精神科医療に関わる人だけでなく、精神科領域の基礎的なテキストとして、全ての心理職に読んでおいてもらいたいくらいの本です。
お薦めです。

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