自己紹介

「先生」という言葉

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※9/9「ふと思い出したこと」より改題
学生の頃、修論の中間発表の予行練習をしてて、先輩からダメ出しをくらったことがありました。
…「あった」というか、そんなのは日常茶飯事であり、そしてまあそうしたダメ出しの多くはごくごく当たり前のことだったりするんだけど、自分の「研究者」としての心構えについて考えさせられたこと。
たしかその時は学内の○○先生の研究を引用してて、その予行練習の時
「○○先生はこうおっしゃってて…」
なんて言ってしまったんですが、それを聞いた先輩からこう言われました。
修論でもあなたは『研究者』として発表しているんだから、発表の同じ研究者という立場の人に『先生』ってつけることないんじゃない?
と。


まあ、大学院の頃の私は研究者と自称するのもおこがましいというか、もうダメダメ大学院生だったものですから、正直「研究者としての自覚」みたいなものは欠けてたと思います。まあ、そういう自覚が欠けているからダメダメ大学院生だったとも言えるかもしれません…。
それを言われたからって何が変わったというわけでもなく、その後も私はダメダメ院生のままだったわけですが、ああいう言葉って何か今の自分の大事なところで未だに残っている大事なもののような気がするのですよね。
気づいている人はいると思いますが、私はこのブログで偉い先生の名前を書くときでも「○○氏は~」とあえて「先生」って言葉は使ってません。
もちろんここは研究発表の場ではないのですが、それでも自称臨床心理学者としては、能力的には足下にも及ばないとは言え、やはり発言するからには同じ「研究者しての立場」で発言したいという気持ちがあるのですよ。それが「○○氏は~」という表現に繋がっているのではないかと思います。
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学会発表なんかを聞いていると、研究を引用する際に「○○先生は~」って言っちゃってる人いたりするんですが(特に某森林とか)、「お前は研究者としての自覚はあるのかと小一時間」…
…多分そういう人に小一時間なんか言ったとしても「私、研究者じゃないですから」の一言で済まされてしまいそうな悪寒。
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「なんかロテ職人変なこと言ってね?」とか思った方も思わない方もご意見いただけたらうれしゅうございます。

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