心理・精神医学本

『子どもの心と学校臨床 第6号 特集:大震災・子どもたちへの中長期的支援:皆の知恵を集めるソリューション・バンク』が出てた

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既に遠見書房主さんのブログでも紹介されておりますが

【雑誌】子どもの心と学校臨床 第6号【震災の特集】遠見書房 発行人ブログ「チラ裏」

こちら出てますね。

表紙画像がAmazonさんになかったので、出版社の紹介ページからお借りしちゃいましたよ。

子どもの心と学校臨床

3月11日の大震災直後から,編者らは臨床心理の専門家として被災地の支援に入って,今日まで奮闘してきています。

そんな中で,震災時においても存在する例外や良循環を拾い出しておく意味があるのでは,という特集のお誘いがありました。編者らがかつて,学校内のいじめ自死防止のために始めた「教育ソリューション・バンク」の震災時版を考えようという訳です。

千年に一度の大災害ですが,その中においても「例外」つまり問題を部分的にでも解決している事例が存在するはずです。それがシステム一般のもつ性質ですから。「問題」は山積みされていますが,「解決」に焦点をあてることで,震災での日常も見えてくる。各人の日常は決して問題ばかりではありません。

すでに高名な先生方に並んで,毎日のように被災地に通っている,若い研究者にもお願いをしました。


そんな感じでシステム論に基づく被災者・被災地支援の試みのまとめが特集されてるのでしょうかね。これは読みたい人&読んでおいた方がいい人も多いのではないでしょうか。

遠見書房主さんはブログでこう書かれています。

執筆の中心は,被災地・東北でじかに支援をされているメンバーによるものです。
三泊四日のツアーをしているような支援メンバーではありません。在住のメンバーが中心です。こんな特集,あまりないと思います。

確かになかなかないでしょうね。この大災害で被災地に根付いた支援を行っているその記録というだけでも貴重なものですよね。

「遠くない未来に来る」と言われているような関東・東海地方に限らず、我々はいつ同じような働きをしなければならない、それが求められるかわからないわけですから、こういうところで知識を得ていくのは大事なのではないでしょうかね。

Amazonさんの在庫は現時点で1点のみなので、欲しい方はお早めに。在庫がなくなったらきっと遠見書房主さんが素早く在庫補充してくれる…はず?

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