心理・精神医学本

【タイトルが】山本睦・加藤弘通編『ひとつ上をいく卒論・修論を書くための心理学理論ガイドブック』【気になる】

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これ、実物を見てないので、中身については全く言及できないのですが、タイトルだけで大変気になっております。

ピアジェ、ヴィゴツキーからガーゲン、ミードまで、個人から社会につながる心理学と近接領域の理論を「メタ読み」しながら一挙紹介!「メタ読み」のコツをつかんでオリジナルな視点をスパイスに、楽しく論文を書こう!

出版社のサイトはこちら。


ナカニシヤ出版 - おすすめの本 : ひとつ上をいく卒論・修論を書くための心理学理論ガイドブック

目次はこんな感じ。

●主な目次

はじめに  ⅰ

1 動いて知る
 J. J. ギブソン『生態学的視覚論』 
2 「抵抗」が身体・知性・意志をわがものにする
 E.セガン『知能障害児の教育』
3 大人を理解するためにはまず子どもから
 J.ピアジェ『思考の心理学』 
4 自閉症の発見を導いた子どもの見方
 L.カナー『幼児自閉症の研究』 
5 子どもの「できなさ」には意味がある
 L.S.ヴィゴツキー『新児童心理学講義』 
6 やりたいようにやることが自由なのか
 A.N.レオンチェフ『子どもの精神発達』
7 サルが人間になるについての「意図理解」の役割
 M.トマセロ『心とことばの起源を探る:文化と認知』
8 教育という営みによって我々はなにを目指すのか
 J.S.ブルーナー『教育という文化』 
9 人間の幸せを科学する
 M.チクセントミハイ『フロー体験 喜びの現象学』 
10 いま目の前にある「あたりまえ」を見つめなおす
 K.J.ガーゲン『社会構成主義の理論と実践』
11 「原因」ではなく「結果」を疑う
 S.マクナミー,K.J.ガーゲン『ナラティヴ・セラピー』
12 行為から意識をみる
 G.H.ミード『精神・自我・社会』
13 聖なる出会いに奉仕せよ
 E.ゴッフマン『儀礼としての相互行為:対面行動の社会学〈新訳版〉』
14 動機は社会をうつす鏡である
 C.W.ミルズ『権力・政治・民衆』
15 優等生心理学からの脱却―陳省仁氏にきく―

あとがき  
索  引

取り上げられてるのはどちらかというと、発達・教育寄りの内容かと思いますが、まあどれも歴史的名著といってもいいものばかりであり、そういった意味ではそれらの文献のガイドとしても役立つような気がします(はい。中身は見てないのでホントわかりません)。

実物も見てないのに何で知ったの?というと、編著者のブログからです。

ひとつ上をいく卒論・修論を書くための心理学理論ガイドブックPuberty PsychoLab.

こちらでも絶賛(自画自賛?)されていますので、興味のある方はポチっといかがでしょ?個人的には読んでみての感想をうかがいたかったり(著者からもコメントでもいいですが)。

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