資格問題

医療心理師の存在意義について改めて考えてみた(1)

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昨日の緊ブロのエントリ、こんな(悪?)夢をみたではまたえげつない医療心理師批判をしていますが、確かにまあ「そうかも」と思う部分もあります。でも、「そうじゃないかも」と思う部分もあります。
当ブログの7/6のエントリ、で、俺は「医療心理師」取る必要あんのかな?-「医療心理師」の存在意義などでは「医療心理師の存在意義がよくわからん」というところで止まってしまいましたが、改めてちょっと考えてみたいと思います。


今、私は病院の精神科で働いていますが、ある意味では非常に楽です。それこそ、一人職場のスクールカウンセラー(以下SC)やってる人や、一匹狼で流しの臨床家をやってる人なんかに比べたら、精神的に非常に楽です。その「精神的な楽さ」ってのは何かっていうと、やっぱり「医師やその他コメディカルスタッフと一緒に働いている」というところなのだと思うのです。
私の今の環境では、自分の見立て違いで患者さんが絶望的な状況に陥ることはまずないですし(だからと言って気を抜いて仕事をしていいというわけではありません)、職種間で様々な形でフォローされたりしたりしているわけです。
と、考えてふと気がついたのですよ。これが「医師の指示」の意味なのではないかと。
今、例えば心理検査のオーダーがあった場合、私は必ず口頭で「患者さんが今、どんな状態なのか?」を主治医に尋ねることにしてますし、またどんな状態なのかを聞いた上で、どんなテストバッテリーにするかこちらから提案することが多いです。んでもって、必要だと思われた場合には、心理療法の適用についても提案します。考えてみると、こうしてこちらの考えを提示する(ある意味「医師の指導の元」かも)のは、自分がある程度の責任を負うことになると思うのですよ。少なくともこういう必要性があって、こういうことをやっている・こういうことをやらなければならないということは、私なりに色々考えているつもりです。
もし、完全に医師の指示の元で仕事をするとなると、それはそれは楽だろうなぁと思うのです。だって自分で考える必要ないですから。そう考えると、医療心理師の教育課程で研究が軽視されるのも理解できるんですよね。
先日、mixiで非臨床系の心理学の某大御所に無謀にも議論をふっかけてしまったのですが(てか議論にもなってなかったか…そういえば、ご所望の文献、まだ探せてません。忙しくて…すみません>某大御所)、その大御所(恐らくは反臨床心理士派)も医療心理師の養成課程における研究に関するトレーニングの必要性は感じていないようでした。まあ常識的に考えて、4年間で基礎的な医学の知識+基礎的な心理学の知識を身につけた上で、臨床のトレーニングもして、さらに研究法や研究のための思考まで身につけようなんて土台無理な話であり。
「基礎的な医学・心理学の知識を身につける=科学的思考が身につく」でもないですしね。…そうなると、何で医療心理師養成のカリキュラムで基礎系の心理学をしっかり学ぶことが義務づけられるのか、いまいちわかんないんですけど…基礎系の教員の就職先の確保のため?てか、それ以前に医療心理師のカリキュラムで基礎系心理学を学ぶというのはもう確定事項だったんでしたっけ?なんだかあいまいな知識ですみません&誰か教えて!>all
…あ、みなさんは既にそんなことは気づいてましたか?なんかまとまらなくてすみません。でもまだ続きます。まとまらないなりに、も少し考えてみます。

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