同僚を「すげえ」と思う

投稿日：2007年3月20日

っても医療スタッフのことではありません（あ、いや、もちろん医師、看護師、SWその他のコメディカルスタッフの皆様の多くは専門家として尊敬できる方々でございますよ。一部を除いては…ってのはまた別のお話）。
私の職場の精神科外来クラークさん、つまり受付のお姉さんのことでございます。
「門前の小僧　習わぬ経を読む」ということわざではないですが、なんと言いますか患者さんに対する対応がすげえうまいと思います。

まず電話対応なんかはすげえと思います。
接遇の基本がしっかり出来ているのは当然なんですが、やっぱり精神科ですから色んな患者さんがいるわけですよ。色んな患者さんから色んな電話がくるわけです。それに対して時間をかける時には丁寧に、時間をかけない方がいい場合にはさっと引くという、そのバランス感覚が（やりとり端で聴いている限りでは）絶妙です。
そして下手な精神科医・心理士よりもアセスメント能力が高いんじゃないか？と思わせられることもしばしばあります。
結構多くのケースで患者さんと一番最初にやりとりするのがクラークさんであり、だから見えてくることというのはたくさんあるのだと思いますが、病態の把握などについて（もちろん専門用語は使ったりしませんけど）お話を聞いていると勉強になることが多々ありますよ。
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…ってのは最終的には個人の資質に帰属してしまうのかもしれませんが、ともかく「すげえなぁ」としばしば思わされるわけです。
外来の看護師さんとかもそうなんですが、上手い人はホントに上手いんですよね。そういう訓練を受けていなくても…って考えてると、どうしても我々心理職の専門性に関しても「元々の才能」ってのはやっぱりあるんだと思わざるを得ないわけですが、そこだけに依存しない技術を身につけたいものだとも常日頃思っております。
結局のところ何が言いたいのかよくわかりませんが、とにかくすげえってことですわ。