心理・精神医学本

当ブログ経由でのAmazonさん売り上げ「殿堂入り」心理系・精神医学系書籍を発表しちゃうよ!何の節目でもないけどね

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今、新サイト開設のための準備作業を色々としておりまして、その一環として当ブログ経由での売り上げ「殿堂入り」書籍を調べてみました。

2008年1月1日から2013年5月27日までの期間、当ブログのリンク経由でAmazonさんでお買い上げいただきました全書籍・雑誌中、一定数以上売れた物(基準は公表できませんのであしからず)11点をこのたび「殿堂入り」とさせていただくことに相成りました。

…まあ基準が公表できないという時点で、もうワタクシのさじ加減で決まってしまうということになるわけですが、それでもある程度の傾向をうかがうことはできるかと思います。

なお改訂版につきましては同一書籍としてカウントさせていただきました。

それでは、Amazonさんや出版社のサイトでのコメントおよび私が考える「おすすめ対象」を添えて、カウントダウン形式で発表いたしますよ。

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◎数字や統計記号も恐れることなく,論文を読み解くポイントが見えてくる

本書は,初心者が「調査系論文が読めるようになる」ための本であるが,平均・標準偏差,因子分析など,「これを知れば,論文が読めるようになる」という内容を精選し,直線的に組みたてた。論文を読むには,研究者がどういう意図で文章を書き,統計を使ったかを読みとる力が要る。そのため,より必要な統計手法を意味に重点をおいて説明し,論文に省略された部分も補って,書き手の視点から論文を読む道筋を解説する。これは,自分の研究で論文を書くときにも,きっと役にたつ。

なぜそのような統計が使われているのか。そこに示された結果(数値や記号)が何を意味しているのか。統計(推測統計)を使った、心理学・教育・医療など、人の心を研究対象とした論文の読み方を解説する。

おすすめ対象:心理学系学部生〜大学院生・これから研究を始める人に

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ようこそ、心理学の「現在」へ!

古典的名著から最新の研究テーマに切り込んだ本まで、
幅広い領域から選りすぐった本を通して、
心理学の魅力を思い切りあなたに伝えます。
126冊+αの上質なエッセンスを、どうぞお楽しみください。

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心理学研究&教育のプロフェッショナルが案内する、「ホンモノの心理学」の面白さと魅力。
心理学を学ぶ大学生・大学院生、さらに「こころの問題」に関心のあるすべての人に!

【本書の特徴は…】
●目利きの著者が時間をかけて良い本を厳選しました。読んで損をする本はありませんし、読者は選書の時間を省くことができます。
●古典的名著から最新の研究テーマに切り込んだ本まで、時代を超えて選びました。心理学の「現在」を知ることができます。
●やさしい入門書はもちろん、すでに心理学を学んでいる人の知的好奇心を満たす最新の専門書も取り上げました。
●各書のキーポイントを数ページで知ることができます。
●大学院入試や資格・検定試験、各種採用試験も視野に入れて、学習書をたくさん取り上げました。

【各章のねらいは…】
第1章 新書や文庫があなたの興味をそそります。
第2章 名著が心の悩みを解き明かします。
第3章 脳と神経への心理学的アプローチを学びます。
第4章 学校教育との接点や人の発達を理解します。
第5章 人間の「知」のメカニズムを学びます。
第6章 対人関係や恋愛の心理を探ります。
第7章 犯罪の心理に踏み込みます。
第8章 大学での学習や各種試験に備えます。

おすすめ対象:心理系学部、学科に進学希望の高校生・研究のネタ探しをしたい学部生、大学院生・心理学に興味のある一般の方

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多岐にわたる問題を抱える学校を臨床実践によって変えていく スクールカウンセラーと教職員のための雑誌 スクールカウンセラー(SC)事業は,公教育の現場に外部の専門家(臨床心理士)を投入するという画期的な事業であった。初年度(平成7年度)の154校の中学校に派遣されたSCたちは,現場から高い評価を受けて,平成18年度には全公立中学校に,平成20年度からは小学校に派遣されるまで発展してきた。しかし,昨今の公教育への予算削減を受け,SC事業への配分も減少している。ゆとり教育からの転換,社会状況の急速な変化から生みだされる不登校,いじめ,虐待,教師のうつ病などによる休職者の増大など,事態は深刻になっているのにもかかわらずである。 こうした状況の中で,子どもと学校が元気になるための学校臨床の発展を願って登場したのが本誌である。スクールソーシャルワーカーや各地独自の援助職・ボランティアの導入など,学校臨床においては他の専門職が協力するコラボの時代にある。裏を返せば,学校臨床というものの考え方を集約する「器」が必要である。子どもや保護者,教員,地域住民までをも含む学校コミュニティに援助者としてどうかかわるのか。これまでの実績を評価し,原点を見直し,学校現場の最前線に向け,新しい視点や大切な情報を提供するのが本誌の使命である。SC,スクールソーシャルワーカー,相談員,教師,養護教諭,教育行政関係者などが共同して子どもや家族の課題に取り組んでいけるよう知恵を絞っていくつもりである。是非,読者の皆さんに雑誌づくりに参加していただければと思う。(本誌編集同人代表 村山正治「創刊にあたって」より抜粋)

おすすめ対象:学校臨床に興味のある大学院生・学校臨床に携わっている心理臨床家とそれ以外の専門家

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WAIS-III成人知能検査の理論的背景を解説した上で、検査結果を解釈する手順を詳細に記述。そして、その解釈の進め方に沿った8つの事例を掲載しており、臨床現場で役立つ情報が満載。簡易実施法や5つの臨床群に関する研究データ・知見も紹介し、単なる事例集の枠を超えた、現時点でのWAIS-IIIの事例・臨床研究の集大成の書といえる。ぜひ、WAIS-IIIユーザーの皆様の座右に置いていただきたい一冊である。

おすすめ対象:臨床実践でWAIS-IIIを使用する全ての臨床家

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精神分析では用語が多いだけに,これを分かることが理解の第一歩になる。

本書ではたくさんの用語の生きた意味,さらに精神分析的人格理論と人格の病理に関する理論を解説する。用語も理論も,生活体験や臨床体験に結びつけて考え,体験として理解できるよう説明する精神分析の基本のキ。

おすすめ対象:精神分析的心理療法に興味がある大学院生を初めとする初学者・精神分析的心理療法を教える立場の専門家

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本書は、著者の臨床実践と指導経験を基にしながらも、極力だれにでも通用する心理療法の基本を提示しようと試みた。初めてのクライエントに出会う前に、一通り頭に入れておいてほしいことを書いた。

心理療法が成功するかしないかの決め手になるところの一つは、クライエントから反論や反発や拒否が示されたときに取るべき基本的な対応にある。臨床実践と指導経験を基に、誰にでも通用する心理療法の基本を提示する。

おすすめ対象:精神分析的心理療法に興味がある大学院生を初めとする初学者・精神分析的心理療法を教える立場の専門家

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よい心理アセスメントレポートは,検査によって得られた結果,背景情報,行動観察などの情報をもとに子どもの状態を説明し,今後の指針を分かりやすく示すものでなくてはならない。本書は,心理アセスメントレポートの書き方を簡潔で分かりやすく説明する。心理アセスメントレポートを書く初心者,臨床心理学を学ぶ学生や大学院生,そして,アセスメントレポートを読んで理解する必要のある専門家向けの入門書である。

おすすめ対象:臨床実践で心理アセスメントレポートを書く必要のある初学者

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電子カルテの導入や説明責任、個人情報の開示請求など、近年相談援助職の記録には高い客観性と専門性が求められている。本書では、記録に必要とされる要素や用いるべき語句、実際の記録の添削例などを収載し、限られた時間で的確な記録を残す具体的なノウハウを提示する。

おすすめ対象:記録の仕方に悩む心理とそれ以外の領域の相談援助職の初学者、記録の仕方について教える必要がある専門家

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現在、病院・クリニックで使われている向精神薬をそれぞれ見開きページでわかりやすく解説。薬理説明や用量例ほか、処方・服用のポイントなど、専門家だけではなく、患者さんやその家族にもとても役立つ情報を幅広く掲載しています。最新版では、各薬剤の「実際に処方したときのエピソード」を大幅に改訂し、経験豊富な医師の最近の処方傾向がさらにつかみやすい内容に。精神科の薬物療法に関心のあるコメディカルの方にも最適の書。巻末に「薬物代謝酵素を介する主な向精神薬どうしの薬物相互作用」一覧のしおり付き!

おすすめ対象:全ての臨床心理系大学院生、心理臨床実践(医療領域以外も含む)に携わる全ての専門家、向精神薬を使用している患者とその家族

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臨床心理士や医師などを対象にどこでも、だれでもが受け入れるような常識的で基礎的な技法について、「人と人との出会い」という原点に立ち戻って論じた心の相談のための面接法の書。

おすすめ対象:全ての臨床心理系大学院生、心理臨床実践(医療領域以外も含む)に携わる全ての専門家

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チェックリストでもラベリングでもない「心理アセスメントの六つの視点」を,第七の視点(here and now)で有機的につなげ,クライエントの立体的な全体像をとらえるために――若手臨床心理士に贈る「心理アセスメント入門」必携書。

心理アセスメントの六つの視点(トリアージ1・トリアージ2・病態水準にまつわる要素・疾患にまつわる要素・パーソナリティ・発達生活の実際)から得られたものは,第七の視点(here and now)を通じて集約され,ネットワークのようにつながりながら立体的に存在する。臨床心理面接と不可分な“それ”は“家”のイメージであり,アセスメントから得られた成果をヒントにクライエントの全体像を立体化してゆく内的努力を,セラピストは学派を越えて行なっている。この“家”(=心理アセスメントにおける六つの視点を通じて成っている立体的な像=臨床心理学から見たその人の全体像)のなかでクライエントとセラピストが共生するイメージ――それこそが,真の心理アセスメントである。

おすすめ対象:全ての臨床心理系大学院生・精神科臨床に携わる全ての心理臨床家

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…いかがでしたでしょうか?皆様の参考になれば幸いです。

…しかし、津川先生にはいつかお礼を言わねばならないなと思った次第でありました。こちらが勝手にお世話になっているわけなんですが…。

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