臨床心理学

臨床実践に携わる人間がネットで発言するということ

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関連エントリへのリンクはこちら(↓)。未読の方は是非ともお読みになってから、このエントリをご覧下さいませ。
2005年05月25日 くどいようですが我々は聖人君子じゃありません
2005年07月07日 人生経験と臨床能力
2005年07月15日 メールカウンセリングやチャットカウンセリング
※他にも関連エントリがありそうですが、とりあえずこれくらいで…


私が「ロテ職人」というハンドルネームを使い始めたのは2ちゃんねるの某板某スレでした。某板ってのははっきり言ってしまえば「メンタルヘルス板」です。メンタルヘルス板に「カウンセラー志望」というようなタイトルのスレッドがあり、そこを閲覧していてどうしても一言言いたい…というか我慢できなくなってコメントしてしまったのが運のつきでした。
私が我慢ならなかったのは、そこに書き込みをしていた自称カウンセラーの書き込みに対してでした。今でもネットのあちこちでよく見かけますが、「心の病を経験した人じゃないとカウンセラーにはなれない」的なよくある内容で、読んでいて「おいおい…」と思ってしまったわけです(この辺の考え方はいまだに変わっていないわけですが)。
でまあ、今とほとんど芸風は変わらないこの調子で発言したらもう大変ですよ。当該スレッドは蜂の巣をつついたような大騒ぎになってしまいました。で、「(ロテ職人の書き込みを読んで)調子が悪くなった…」「自分の担当カウンセラーも信用できなくなった…」等々の書き込みがいくつかなされたんですが…
私は別に患者さん・クライエントさんを不快にさせようと思って書き込みしたわけではありません。ただ、安易な気持ちでカウンセラーを目指そうとしている人々に警鐘を鳴らしたかっただけです。
まあ、確かに表現方法には問題があったかもしれません。でもあれが私の本音の部分ですから。私に直接問題点を指摘されて「傷ついた」と言う人がいた場合、私の言っていることが明らかにおかしいというのであれば謝りたいと思いますが、私から直接言われたわけでもないのに、「調子が悪くなった」というのはどうなんでしょうか?まして「自分の担当カウンセラーも信用できなくなった」というのは、全く別の話なんじゃないでしょうか?
私はネットだからこそ、一連の「ロテ職人らしい発言」をしています。間違っても臨床場面でこうした振る舞いをすることはありませんし(なぜなら、そうすることは私のクライエントさんにとって有益ではないから)、ネットは臨床場面ではありませんから、議論するとしたらクライエントさんとも対等な立場で議論したいと思っています。そこで「自分はクライエントである」といっている方を「クライエント扱い」するのは、私は公私の混同だと思いますし、相手に対して色んな意味で失礼に当たると思っています。
私は議論の中で、相手の言っていることに反論することが多々あります。そうすることが「議論」だと思うからです(もちろん反論するのが主目的ではありませんが)。でも私の反論が相手を傷つける場合があったとしたら、私は反論してはいけないのでしょうか?

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