先日開催された日本心理臨床学会第25回大会。私もちょこっと発表させてもらったりしたんですが、その発表の前にですね、司会者の先生からこんなアナウンスがあったのですよ(逐語では覚えてないんですがこんなニュアンスでした)。
「毎年、学会閉会後、会場近辺のゴミ箱に発表論文集が捨てられているという報告があります。(略)必ず持ち帰るように」
と。
…えーと…そんな奴いるんですか?
発表論文集って守秘義務に関わる情報だらけなわけじゃないですか。
それを無造作に捨てていく…?
ありえねーと思うんですが…。
つか、そういうことをする人はこの仕事関わっちゃダメでしょ?
私、発表の日は配布用のレジュメ(もちろん発表後回収)も一緒に持って歩いててその重さに泣きそうになってたので、捨てたくなる気持ちはわからないでもないのですが、でもそれはやっちゃいけないことでしょ?
…なはずなんですが、今年も会場のゴミ箱に論文集が捨てられていたのを発見したって話を友だちから聴きました。
なんだか情けなくなっちゃうのですよねぇ…。
臨床心理学の倫理をまなぶ 金沢 吉展 東京大学出版会 2006-09 |
援助専門家のための倫理問題ワークブック ジェラルド コウリー パトリック キャラナン マリアンネ・シュナイダー コウリー 創元社 2004-03 |
1日1回、ポチっとクリックして順位を確認後戻ってきていただけると大変ありがたかったり→学問・科学ランキング