お気づきの方もいらっしゃることかと思います。昨日の朝に投稿したエントリは、削除させていただきました。ネタ元となった友人のAより「あれは書きすぎだ」とのお叱りを受けての削除でございます。
ご迷惑をおかけいたしました関係各位には深くお詫び申し上げます。
…ただ、あのエントリにいただいたコメントはもったいないので、再度取り上げさせていただきたいと思います。コメント主のjigawa91さんの許可は取っておりませんが、公開を前提としたコメントであるということで、勝手に使わせていただきます。
以下引用。
jigawa91 11-07-13 (水) 11:35
直接は関係ない話ですが、やめる時はどのタイミングでクラインアントに伝えるのが一般的です?ワーカーである僕は、3ヶ月くらい前からカウントダウンみたいな感じでしたけど、僕の同僚のCPさんは、1週間前に突然クライアントに告げていました。
勝手に職業的な価値観かと誤解していたのですが、ロテさんの記事を見て誤解に気がつきました。それじゃお別れできませんよね。個人の問題なのかな。
そしてこのコメントに対する私の返信がこちら。
rotemeister 11-07-13 (水) 12:25
>jigawa91さんコメントありがとうございます。
その後引き継ぐのなら…いや、終結するにしてもやはりおっしゃる通り
> 3ヶ月くらい前からカウントダウンみたいな感じ
が理想じゃないでしょうか?
もちろん、急に転職先が決まったりする場合もあったりするのでなかなか難しいかもしれませんが、それでも
> 1週間前に突然クライアントに告げていました
ってのは論外ですよね。
間違っても職業的な価値観の違いとかではなくその人の問題なのではないかと思います。
仮にその1週間前に突然転職が決まったような場合(そうとは考えにくいですが)、引き継ぎ等を考えても次の職場へ入職する時期を遅らせるか、あるいは移行期間として、両方の職場に通う期間を作るなどするのではないでしょうか。
という感じで。
私は逆にワーカーさん(PSW?MSW?)が「3ヶ月くらい前からカウントダウン」というのにちょっと驚きました(何てことを言うと自分のワーカー観の狭さがモロバレですね)。ワーカーさんのケースって短期間にガンガンこなすみたいなイメージがあったんですが、確かにその辺は働いている職場や、あるいは個々のケースの事情によって色々ですわな。
しかし、繰り返しになりますが「1週間前に突然クライエントに告げてさよなら」なCPってホント最悪ですね。あるいは私の知らない領域(学派?)で、そういうのが許されるところがあるんだろうか?うーん…ないと思うけどなぁ…
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で、こういう場合にやはり忘れてはならないのが「ケースの引き継ぎ」ってことでして。
正直、私は引き継ぎケースは苦手ですし、自分のケースを他の人に引き継いでもらうのもやっぱり嫌です。ケースバイケースと言ってしまえばそれまでですが、だいたいは自分が引き継ぐ場合はすごくやりづらいし、他の人にケースを渡したらやっぱりやりづらさを感じるだろうなあと思うからです。そしてクライエントも似たようなことは思うだろうし、期間が長かったり、面接内容が深まっていたりするとなおさらそうだろうなあ…と。
ってことを考えると、まずは就職する段階で慎重にならざるを得ないし(すぐに辞めたくなるような職場では責任が果たせないから)、同じように辞めること、転職することにもかなり検討が必要だろうと思ったりする次第であります。
まあ、心理職の労働環境が微妙なところが多い中で、なかなかそうも言ってられない現実もあるのかもしれませんが、理想はそんな感じだろうな、と。