心理・精神医学本

佐々木玲仁著『風景構成法のしくみ─心理臨床の実践知をことばにする』

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風景構成法のしくみ

久しぶりの本の紹介です。

実は以前から持っていた本なのですが、仕事で使うので改めて色々読んでみたところ、やっぱりいい本だなあと思った次第であります。

こちら。

精神医学者の中井久夫氏によって考案され、とても広い領域の心理相談の現場で、シチュエーションに応じて多様な用途で使われるようになっている風景構成法。この心理アセスメント技法は、どのように人間の内面を活き活きと映すのかを本書は描き出す。そして、これまで経験に基づいて使われることの多かったこの技法の、不思議な「からくり」と使い方のポイントを探る。日本心理臨床学会奨励賞受賞論文を再構成した意欲作。

出版社の紹介ページでは一部立ち読みもできますよ。

風景構成法のしくみ創元社

とりあえず追補の「風景構成法についてわかっていること、わかっていないこと」を読むだけで、この本の出版時、つまり2年前までの風景構成法関連の研究はほぼ網羅できてしまいます。もちろん、詳細については元論文を参照する必要はありますが。

とにかく、これまでなんとなくでしか語られてこなかった風景構成法の「実践知」をいかにして「ことば」にするのかについて、筆者が心を砕いているのかがわかる良書だと思います。

風景構成法の研究をされている方(あんまりいないかもしれませんが)は必携ですし、臨床実践で使ってらっしゃる方々にとっても得られるところは多いはず。

興味がある方は是非ともポチっとどーぞ。

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