昨日、いつもお世話になっておりますWebサービス・Reme(リミー)さん主催の第1回の臨床心理士向けワークショップに参加してまいりました。
・Reme 第1回統合的心理療法ワークショップ|明日から使える、ブリーフ視点の催眠法・動作法と人間性CBT(認知行動療法)の統合的実践法(こころの相談ならReme(リミー))
講師の先生方、ありがとうございました。そして参加者の皆様はお疲れ様でした。
大変面白い、興味深い研修会でしたので、そちらの内容につきましては明日の記事でじっくりとレポートさせていただく予定でございます。
さて、初回ということもあって気合が入ってるなあと思ったんですけど、会場には金剛出版さんの書籍販売の方もいらっしゃっておりまして。参加者全員に冒頭の画像に挙げた冊子も配布されておりました。
最近、都内のリアル書店に行くこともめっきり少なくなってたわけなんですが、やっぱり行った方がいいですね。行かなかったせいでこちらはずっと見逃しておりましたよ。
「心理学書籍販売研究会」は2016年9月に結成15周年を迎えます
当会は2001年9月に心理学専門書を発行する有志出版社により、心理学の発展と専門書の普及を目的に結成されました。このたび15周年を迎えるにあたり、「心理学を学ぼう!2」を発行することになりました。この冊子は10周年のときに発行いたしました「心理学を学ぼう!」に続くもので、心理学を学ばれる大学生や若手研究者のみなさまのために、各分野の専門家の方々に心理学の具体的なテーマについて書き下ろしていただいたものです。先生方のご尽力のおかげで、とてもバラエティ豊かな、また奥深い内容が平易に解説されております。本書が読者みなさまの心理学を学ばれる糸口としてお役に立てれば幸いです。
(心理学書籍販売研究会 代表幹事 加藤康雄氏による巻頭言より引用)
いやー、15年!すごいですね。
この冊子、執筆してる顔ぶれが超豪華です。
目次を挙げますと…
「心の理論を学ぶ」 子安増生
「ユーザーのための心理統計の学び方」 田中 敏
「対人関係・コミュニケーションを学ぶ——リアルタイムの対人社会心理学」 大坊郁夫
「スクールカウンセリングを学ぶ」 石隈利紀
「発達障害」 杉山登志郎
「現代に生きる心理援助」 野島一彦
「力動的な観点の大切さと難しさ」 馬場禮子
「司法臨床」 廣井亮一
「共依存」 信田さよ子
「喪失と悲哀——愛と哀しみの臨床心理学」 山本 力
「今後のうつ病治療の可能性」 大野 裕
なんじゃこりゃー!ってくらい豪華なラインナップですよね。これだけの先生方の原稿を集められるってあたり、「さすが心販研さん!」という感じであります。
この先生方がそれぞれの専門分野におけるオススメ本を紹介するという、こんな薄い冊子でありながら、ものすごい濃い内容ですよ。とは言え、紹介されているのは初学者向けというか「入り口」になる本も多いので、構えすぎる必要もなかったりします。
今のところ、こちらの冊子に関しては実店舗での配布のみのようです。皆様、心理学書販売研究会のサイトでチェックして本屋さんへGO!ですよ!