臨床心理学

「食育」が気になる その2

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昨日のエントリ、「食育」が気になるの続き。
先日、某なりたいサイト(某でも何でもない。わからない人はごめんなさい。敢えて直リンクは貼りません)のあるトピックでこんな書き込みがありました。
臨床心理士を目指す40代後半の主婦の方。詳しいことは割愛しますが「食べ物と鬱との関係とか」研究したいという壮大なことをおっしゃってました。それは質問の核心部分ではなかったのですが、案の定、そこを突っ込まれました。
それに対して、よせばいいのに当人は…

食べ物と鬱の関係は心理学じゃないですか。
そうかなあ カウンセラーになったときに
鬱の人に こういうものを食べてみては と提案できたら
いいと思ったのですが。
又 鬱の傾向の人が日ごろどんなものを
食べているか その相関関係とか。
食べ物って体をつくるのだから その一部である
脳と心もつくるのだと思うのだけど。

なんてことを言ってしまいました。
ま、気持ちは分からないでもないですが、それだったらやはり栄養学や医学の方面からアプローチした方が効率は良いわけで…それを指摘された結果

それならば  確かな学問的背景は
ないけれど、そういうことが言えてしまう場での
活動もしてみたいな と思うのです。

なんて言ってしまいました。
ここでわたくし、ロテ職人が

迷惑です。やめてください。

とやってしまったせいで見事炎上ですよ。
実証されてもいないことをさも効果のあるかのようにアドバイスするなんて、詐欺以外の何物でもありません。本人に悪意がないのがまたタチが悪かったりするわけで…
こんな方は論外なんですが(この方、結局最後は捨て台詞を残して去っていきました)、私としてはこれ以後「食べ物と心」の関連について、頭の片隅でちょっと気にはなっていたのですよ。
思春期・青年期と多感な時期に美味しんぼの洗礼を受けた私としては、食べ物の重要性は承知しておりますし、個人的には色々考えながら家族と一緒の食生活を送っています。
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参考文献↓

4091807518 美味しんぼ (1)
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今はぐだぐだですが初期は傑作の宝庫です。間違いなく面白い!料理漫画の金字塔です!…今はぐだぐだですが…
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で、なんとなく重要なのは分かるのですが「じゃあどう重要なのさ?」と聞かれると「うーん…」となってしまうのですよね。これが「臨床心理学」とか「治療」なんてものとからむと、もう「ア○マ」とか「レ○キ」とかと同じレベルになってしまう可能性もあるのですよ。
そしてこの話題、まだまだ続きます。

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