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「AKB専属の臨床心理士」についてちょこっと調べてみた

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Twitterでは既に取り上げておりますが、昨日こんな記事を発見。

脱退止まらぬAKBにカウンセラー増員東スポWeb – 東京スポーツ新聞社

脱退止まらぬAKBにカウンセラー増員
2012年12月17日 16時15分

AKB48グループからメンバーの卒業&脱退が止まらない。ISSA(33)とのスキャンダルで活動を辞退する増田有華(21)の他に、最近でもスーパー研究生と呼ばれた光宗薫(19)やAKBに6年半在籍した佐藤夏希(22)が活動を辞退した。2人ともその一因に精神面が挙げられた。
 
こんな状況下で、メンバーの精神面をケアするカウンセラーの増員が検討されているという。

「AKBグループにはすでに臨床心理士やスクールカウンセラーが2〜3人常駐しているのですが、グループ全体で300人近い大所帯で、まだまだ十分とは言えません。スタッフもカウンセリングの研修を受けたり精神的なケアに取り組んでいるようですが、専門のカウンセラーを増やす方向で考えているようです」(出版関係者)

ただ、姉妹グループ・NMB48は今月6日にも研究生の杉本香乃(15)が脱退。さらに13日にはNMBの佐藤天彩(14)が「学業に専念」、肥川彩愛(18)が足の不調を理由に卒業を発表した。今年だけでも卒業&脱退者は15人にのぼり、カウンセラーの存在価値を疑ってしまう状況なのだが…。

「これだけメンバーが増えればしょうがないことですが、芸能界で成功したいという強い思いを持った子がいる一方、それほどでもない子も多くなっているんですよ。活動に悩んでいる子は、本人のためにもなるべく早く学生に戻った方がいいこともある。カウンセラーが今後の相談に乗って、活動辞退を決断する子もいるみたいですね」(前出の出版関係者)

世界一の大所帯グループだけに、実際に芸能活動を経験して、不向きを感じるメンバーが出るのも仕方ない。カウンセラーの手を借りつつ、違う道を模索することは、決して悪いことではないだろう。

「AKBグループにはすでに臨床心理士やスクールカウンセラーが2〜3人常駐している」ってホント?と思ったんですね。で、ソースを見てみると…東スポですよ。うーむ。これは怪しい。眉唾の可能性大か?…と思いました。

ただ、思い返してみると、以前どこかで「AKBには専属の臨床心理士がいる」というようなことを読んだような記憶もあるのです。

そんなわけなんでちょこっとググってみました。

はい。あっさり見つかりました。ネットって便利!

それは読売新聞2012年6月24日の日曜版。AKBグループの総合プロデューサーである秋元康氏のコラム内に書かれていたのでした。

記事そのものは発見できませんでしたが、いくつかのサイト・ブログ内で引用されてます。

あかね雲便りNo.66:ちょっとビックリしたコト空のお城通信~オスカー戯言日記~
偶像と総選挙For Tea's Time
秋元康さんが振り返るAKB48グループ総選挙~順位が教える大切なもの~マイベストプロ広島 - 中国新聞社
お目見えぷちぷちはっぴーみつけたら

こちらでも引用してみる。

徒競走の順位もつけずに手をつないで同時にゴールインするのがいいとされる時代。AKBの総選挙はメンバー全員が順位にこだわる。専属の臨床心理士やスクールカウンセラーがメンバーの精神的サポートをしながらの競争は、彼女たちの目標を明確にして、精神的にも強くなった気がする。足の引っ張り合いや自信喪失などマイナス面が出たら止(や)めようと思っていたが、いい試練になっていると思う。

総合プロデューサー本人が言っているわけですから、それは本当なんでしょう。もちろん建前というか外面を良くするために言っている可能性も否定できませんが。

しかし…実際のところはどうなんでしょうね?専属の臨床心理士がいるからそれでいいってものでもないでしょうし、もっと明確に精神科的治療が必要なメンバーも少なからずいるようにも思います。明らかに摂食障害であっただろう元研究生の光宗薫さん(今年10月に脱退)なんかは氷山の一角でしかないのではないかと。

あとAKBグループの構成員って所属するプロダクションはバラバラなんですよね。事務所の力関係なんかもあるでしょうし、きめ細かいサポートなんて不可能なんじゃないだろうか。

…などなど。なーんかモヤっとするんですよねえ…。

少なくとも自分だったらその仕事はやりたくないです。恐らく…というか間違いなくその手のスタッフは女性限定でしょうけれども、そんな枠組みの中での介入は困難を極めるだろうなあ…なんて想像した次第であります。

実はこのドキュメンタリー、一度見てみたかったり。…「傷つきながら、夢を見る」だそうですよ…。

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