臨床心理学

【香山リカ】実は「本を書いてみませんか?」と言われたことがあるその2【○○○○】

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06/01/19のエントリ、【実名か】実は「本を書いてみませんか?」と言われたことがある【匿名か】の続き。
例の「香山リカ」氏と本名の「○○○○」氏の名前で医学中央雑誌の検索をしてみました(なぜそんなことをしたのかという点につきましては、上記エントリの本文&コメント欄参照のこと)。
その結果…


ペンネームの「香山リカ」では8件、本名の「○○○○」では7件ヒットしました。
…とりあえず「予想したより少ないな…」というのが第一印象でした。
詳細に(というほどの量もないですが)検索結果を見ていくと、香山リカ名義では
香山リカ 1993 この時代に必要な「人間論」 有限のものがもつ強さ 死から学ぶべきこと 看護, 45(13), 48-52.
というのが一番古く、そこから10年近くを経た2002年に
香山リカ 2002 一般の中の「正しいことを知りたい」という動きに応えて 精神医学, 44(7), 725.
というのが出ています。前者は原著論文ですが(『看護』という雑誌がなんというかまあ…な感じですが。いや、別に看護が悪いっていうんじゃなく)、後者は会議録です。年代的に前者は地元の精神科に勤務している際の投稿論文のようですが、何でこれだけ突然ペンネームなのかがよくわかりません。
本名の「○○○○」では90年代前半にいくつかの「会議録」(というか学会発表)があり、2000年に神戸芸術工科大学に移ってから『精神療法』『精神科治療学』で特集記事を書いていますが、その後は本名名義では学術誌には載せていないようです。
うーん…これはどういうことなのでしょう?
ペンネーム自体は学生時代から使っており、その頃からそれなりに有名だったようなので、まあ90年代に「香山リカ」名義での原著論文があっても不思議ではありませんが、なぜその1本だけがペンネームなのか…?
その後いくつか所属が変わり、ひょっとしたら大学の方針(多分に経営的な観点からの指示)でペンネームでの執筆活動が必要だったりもするのかな?と思ったりはするんですけどね。
いや、ほんとはもう少しあると思ったんですよ。実名での業績が。
実は某医学系の学会で氏が座長をやっているのを見たことがありまして、そのときは本名だったんですよね(関係ありませんが、「香山リカ」としてのトレードマークのメガネをかけておらず、非常に足は細く颯爽としたジーンズ姿でかっちょよかったです)。まあ、学会の座長なんてそれほど大したものじゃあありませんが、それでもそれなりに業績がないとああいうところには座れないんじゃないかと思っていたので…
どう使い分けしているのか今ひとつよくわからない部分はありますが、少なくともある時期からはペンネームで統一しているというのは明らかなようです。
hotsumaのURLメモの06/01/15のエントリ、[Psychiatry] 香山リカさんと成人期ADHD。では

以前から「成人型ADHD」を診断してきた中塚先生が、大森さんの本を読んで、自分の診断が“レッテル貼り”に過ぎなかったと気づいたと日経誌上で告白。香山リカ名義で社会的発言をする是非も考えてみたいとのこと。確かなことはただ一つ、もう引き返せないってこと。

とあり、ご本人も「香山リカ」名義での発言の意味を考え始めている昨今、私も「匿名」「実名」問題に絡んでその問題を考えてみようと思い、今回文献検索してみたのですが…
とりあえずよくわかりませんでした
そしてようやく次回、このタイトルの内容に入ります。

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