資格問題

ブログの力2~『のまねこ』問題と心理職国家資格化問題

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ここ数週間、ネット上ではのまねこ問題が非常に熱いです。
ご存じの方は多いでしょうし今さら私が説明するのもめんどくさいんで、詳しくはこちらをご覧下さい。
エイベックス著作権違反疑惑「のまネコ問題」のまとめ
この問題、その原因の一端としてはavexが2ちゃんねるやVIPPER…いやネットの力というのを甘くみたということがあると思うのですよね。甘くみていたからこそ簡単にパクってしまったわけで。その後、この問題を扱っていたサイトやブログが何らかの不可解な力が働いたのか突然閉鎖されたり、ログが消されるということがありましたが、そのこともさらにネット界隈の反発を買っただけでした。
ネットの情報に簡単に踊らされるようなアフォもそれはたくさんいますが、我が国のネット利用者の中で嘘を嘘と見抜く能力は次第に培われてきていると思います。
そんな中でネットの持つ力を甘く見るような人たちというのは、そのことが自分の身を滅ぼすかもしれないということに、気づくべきだと思うのですよ。特にブログがこれだけ隆盛を誇っている昨今、その力を侮ってはいけないと思うのですよ。
さて、ここで先日の日本心理学会第69回大会の3日目、10月12日に開かれたワークショップ「医療心理学の確立に向けて」ですよ。
心理系研究者のつれづれ日記日心を振り返る(3)~医療心理師WS~末々草(すえ思う故にすえあり)心理資格問題とブログでもこの話題について触れられています。
また、そのワークショップに参加されたある方からメールもいただきました。一部引用します。

ですが、少し気になる所がありました。
それは、会場の先生方、特に全心協の斎藤慶子先生が
「インターネットで無責任に資格問題を論じているブログ(と言う言葉を使いました)がある。正しい情報はぜんしんきょうのHPで発表するから、そういうブログの情報を信じないで欲しい」
と発言された事です。

なんつーか…はっきり言ってアフォですね。たぶん本気でそう考えているところがそもそもアフォですし、それを言ってしまうというのもアフォです。
上で述べたように、嘘を嘘と見抜けない人はまだまだ多いものの、まともな議論が可能な土壌というのは確実に育ってきていますし、実際、多くのブログでは非常に熱い、そして非常に有意義な議論が交わされています。
現場の声は上の人々には届きにくいですし、ネットでの議論に対してこんな見方をされているのならば、なおさら顔と名前を出して意見を言うのは難しいですよ。
だいたい、自分のところの情報だけが「正しい情報」だと思っているんでしょうか?てか「正しい情報」って何ですか?
当たり前の話でしょうが、臨床心理士資格推進派も医療心理師資格推進派も自分の側に不都合な情報は出さないでしょう。国家資格化を進める上でそれは当然の戦略だと思います。ただ、そうした情報を「正しい情報」と言ってしまうのはどうなんでしょうね?
結局、こういうことを言ってしまう人たちって、ネットの力、ブログの力をなめてるんでしょうねぇ。確かにこの業界では、ネットの力というのはそれほど大したものではないかもしれません。でも、そのようにネットで議論を繰り広げている人々こそ、現場の人間であるということを無視しないでいただきたいと思うのですよ。

なんかこういう認識の人たちが上にいる限り、やはり国家資格化は無理なんじゃないかと思えてきました。もっと賢ければネットで世論を動かすことすら可能だということに気づくと思うんですけどね。
以上はもちろん医療心理師側だけではなく、臨床心理士側にも言えることだと思いますよ。

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