子育て

久しぶりに絵本でも紹介してみよう

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そういえば、最近お薦め絵本の紹介してないのでしてみようかな、と。
え?絵本紹介のエントリに需要があるのかって?
別に需要関係ないっす。自己満足ですw
とりあえず「ロテ職人お薦め」というよりは、むしろ「ロテ職人の娘お薦め」かもしれません。そんなうちの娘お気に入りの4冊、ご紹介しますよ。


1冊目

どうぞのいす どうぞのいす
香山 美子 柿本 幸造

ひさかたチャイルド 1981-11
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えーと…せっかくかわいい表紙画像が見られないですね。困った…
ということで、大型版(高い方)も張ってみますよ。

どうぞのいす どうぞのいす
香山 美子

チャイルド本社 2005-06
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商品の説明 Amazon.co.jp
ウサギさんが小さな椅子を作って、野原の木の下に置きました。そばに「どうぞのいす」と書いた立て札も立てました。はじめにやってきたロバさんは、椅子の上にドングリがいっぱい入ったカゴを置いて、ちょっと一休み。くうくうお昼寝。
そこへクマさん、キツネさん、リスさんと動物たちが次々とやってきて、カゴの中のものを全部食べてしまう。しかし、その度に「でも からっぽに してしまっては あとの ひとに おきのどく。」と言って、持っていたものをカゴに入れていくのだ。
「思いやり」というテーマもさることながら、やさしい言い回しの文章とほのぼのとしたイラストが、この絵本の世界観をさらに暖かいものにしている。リズミカルなくり返しの文章は読み聞かせに最適で、4.5歳からが対象とはなっているものの、もう少し年齢の小さな子どもでも十分に楽しむことができるに違いない。親子そろって優しい気持ちになれるロングセラー絵本である。(小山由絵)

もうね、この絵にノックアウトですよ。うちの娘がまたこのウサギさんみたいな顔でこの本持ってきて、私のひざに座るわけですよ。「読んで~」って。もうね、完全にノックアウトですよ。
女の子はきっとよろこぶはず。
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2冊目

ぼく おかあさんのこと… ぼく おかあさんのこと…
酒井 駒子

文溪堂 2000-05
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05/06/10のエントリ、【メモ】娘に買う予定の絵本【メモ】でもご紹介した、こちらの絵本と同じ作者によるものです。『よるくま』も傑作だと思います。マジお薦めです。

よるくま よるくま
酒井 駒子

偕成社 1999-11
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で、『ぼく~』ですが…

商品の説明 内容(「MARC」データベースより)
ぼくはお母さんのことがキライ。マンガ見せてくれないし、すぐ怒るし、はやくしなさいって言うくせに自分はゆっくり、おしゃべり。それから…、それから…。ぼくとは結婚、できないって言うし。だから、ぼくは…。

ほんと、読んでるとウルウルきますよ(単に涙腺がゆるんでるだけ…じゃないはず)。
息子さんを持つお母さんが一番グッとくると思いますが、それだけではなく「親子の愛情」を感じさせる絵本です。
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3冊目
初版が1966年(65年かも?)だそうで。ロングセラーはダテじゃない!

ぐるんぱのようちえん ぐるんぱのようちえん
西内 ミナミ 堀内 誠一

福音館書店 1966-12
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商品の説明 Amazon.co.jp
ひとりぼっちの大きなぞう、ぐるんぱ。汚いし、くさいにおいもする。見かねたジャングルのぞうたちが、体をきれいにして働きに出してくれた。でも、ビスケット屋さん、お皿つくり、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場、どこで働いても大き過ぎるものばかり作るので「もう けっこう」とすぐ追い出されてしまう。
「さみしいな さみしいな」と耳を草にこすりつけたり、はりきりすぎて失敗し、しょんぼりしているぐるんぱを見ていると、たまらなく胸が痛む。だからこそ、最後に「幼稚園」を開いて、子どもたちに囲まれて生き生きと働くその姿には心から拍手を送りたくなるはず。
色鮮やかでやさしい絵が、お話とぴたりと合っている。特に楽しいのが幼稚園の様子を描いたページ。ぐるんぱの体に登って遊ぶ子どもたち。靴でかくれんぼ、お皿はプールに。そして、大きな大きなビスケット。みんなで食べても「まだ たくさん のこっていますね」。1965年発売の名作絵本。(門倉紫麻)

これも絵がいいですねぇ。きれいです。これから「幼稚園」に通ううちの娘のお気に入りです。
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4冊目
そしてこれは…非常に深いテーマを扱った本です。

わすれられないおくりもの わすれられないおくりもの
スーザン・バーレイ 小川 仁央

評論社 1986-10
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商品の説明 Amazon.co.jp
水彩とペンで描かれるイラストが暖かい、スーザン・バーレイのデビュー作。イギリスでは最もなじみの深い動物のひとつであるアナグマを主人公にした本書は、「身近な人を失った悲しみを、どう乗り越えていくのか」ということをテーマにした絵本。
賢くて、いつもみんなに頼りにされているアナグマだが、冬が来る前に「長いトンネルの むこうに行くよ さようなら アナグマより」という手紙を残して死んでしまった。悲しみにくれる森の動物たちは、それぞれがアナグマとの思い出を語り合ううちに、彼が宝物となるような知恵や工夫を残してくれたことに気付いていく。そして、春が来る頃には、アナグマのことは楽しい思い出へと変わっていった。
たかが子ども向けの絵本とあなどるなかれ。子どもたちに「死」について考えるチャンスを与え、すでに「死」を理解する大人にも静かで深い感動をもたらす。親しい人とのお別れを経験した方に、心を込めて贈りたくなる。(小山由絵)

私は知らなかったのですが小学校の国語の教科書にも採用されているお話だそうで。
「死」「別れ」をテーマにした絵本ですが、過度に重くなりすぎることなく、それでも「大切な人との死別」という難しいテーマを子どもにも伝わる形で描いています。今は難しくとも、きっとわかる日が来るんだろうなぁ…って感じ。
この本でも私はウルウルしてしまいました。
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いい絵本は大人が読んでも十分楽しめますし、色々考えさせられます。
図書館で借りるのももちろんいいんですが(実は地域の図書館のヘビーユーザーだったりする私と娘)、でも手元において好きな時に読めるのもまたよしですね。
皆さんのお薦めの絵本もありましたら、是非ともご紹介くださいな。

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