子育て

子育てアンケートの結果を見て思ったこと

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こんなニュースがありましたよ。
「おかあさんといっしょ」8割 幼児の遊び相手、少子化を反映--ベネッセ調査
んじゃ、内容をちょこっとコピペしてみます(読みやすいように改行を入れてあります)。

少子化が進み、子どもの「おかあさんといっしょ」度が高まっていることが、ベネッセコーポレーション(岡山市)の調査でわかった。
子どもの遊び相手を尋ねたところ、「母親」という回答が81%に上り、きょうだいや友達を大きく上回った。
調査結果を分析した白梅学園大学の無藤隆学長(発達心理学)は「子どもの数が減ったことに加え、親が子どもの安全を気遣っているからだろう」と見ている。

これ、「遊び相手」ってのはどういう基準なんでしょうね?週どの程度の頻度で、どの程度の時間遊ぶのを「遊び相手」というのか…というあたりが問題かと。
もし「母親」という回答率が増えているとしても、例えば専業主婦がどの程度いるのかということは考慮しなけりゃいけないと思うですよ。その辺、どうなんでしょう?>M藤先生
そういえばM藤氏といえば、某所でケンカふっかけてしまったんですが、なんか向こうから宿題出されてそのまま放置していたということを思い出してしまいました。時間がないのでなかなか調べられませんでした。てか、きっとこのままばっくれると思います。ごめんなさい>M藤氏
さてさて

調査は今年3月、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県に住む1歳半から6歳の子どもを持つ2980人の保護者を対象に実施。95年と00年に行った同様の調査と比較した。
「子どもが一緒に遊ぶ人」(複数回答)のうち、「友だち」は47%、「きょうだい」は50%と、10年間でそれぞれ約10ポイント減少した。逆に、95年に55%だった「母親」は、00年に69%、今回は81%と目立って増えている。
子どものきょうだい数別に比較したところ、一人っ子以外の子どもでも母親と遊ぶことが多くなっていた。無藤さんは「数少ない子どもを大切に育てる、少子化時代の育児の表れ」とみる。

「母親」がこんなに増えているのって、M藤氏の解釈以上の要因が何かありそうですけど…「それが何か?」と聞かれたら困ってしまうロテ職人です。
何か関連する文献を探せばありそうな気はするんですが、95年当時と現在で「母親の子育てに対する意識」みたいなものはどう変わっているんでしょうか?1995年でも「大切に育てて」はいたように思うんですが…逆に子どもに対する母親の関わり方が濃厚になっていることは、現在の虐待の増加とどっかつながっているんじゃないかとちょっと妄想的なことも思ったり。

父親の育児参加については大きな変化が見られず、「子どもと一緒に室内で遊ぶ」は33%、「子どもと一緒に外で遊ぶ」は2%と、いずれも前回よりやや減少した。

…となるとM藤氏の言う「数少ない子どもを大切に育てる」ってのは、なにか違うような気もするですよ。そういう意識だったら父親の育児参加も増えるような気がしなくもないです。…ただそれって、私が「子育てに(それなりに)興味がある父親」だからのような気もします。

…で、このアンケートの元ネタ探してみますた。ありますた。
調査データ・報告書 - Benesse教育研究開発センター
第3回幼児の生活アンケート・国内調査(速報版)[PDF(5.4MB)]
ふむふむ。結構面白そうなので答えてみようかと思います(勝手に)。
…ただ、ちょっと長くなってしまったので、それはまた今度…ということで続きますよ。

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