資格問題

正しいことをしたけりゃ偉くなれ

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「正しいことをしたけりゃ偉くなれ」
というのは『踊る大捜査線』での故いかりや長介氏演じる和久刑事の名ゼリフですが、まあそうだよなぁと思います。

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05/12/28のエントリ、【想定の】つなでさんの「政治活動宣言」について【範囲内】、05/12/30のエントリ、つなでさんのコメントが激しくむかつく件を改めて読み直して、このセリフを思い出したのでした。


当該エントリでは、臨床心理士ですがさんからこんなコメントをいただいております。

16. Posted by 臨床心理士ですが 2005年12月30日 01:50
私としては、つなでさんが全心協と心理士会のオフ会を設定した時点で、十分政治的活動をしていると認識しています。
そして私自身はその会に誘われて、参加することをかなり悩みました。ですが、今までブログで発言してきたことの責任を取る意味も含めて、大変な思いで決心をして、初めて(オフ会と言えども私にとっては)公の場に実名で参加しました。
私としては、もう後には引けないと言う重い気持ちしか、今はありません。でも、もうそういう年なのかも知れません。
17. Posted by 臨床心理士ですが 2005年12月30日 01:59
全心協幹部の方も「失うものは何もないので捨て身でやれる」とおっしゃっています。私自身もある種の責任性を自覚しながら、これから色々活動して行かなければならないと思っています。
お若くて将来のあるロテ職人さんやデスマさんなどは、おそらくまだそういう「時」では無いと思います。そういう仕事はやはり、これまである程度臨床や研究をやってきた人たちが、前面に出てやっていくべきだと思います。
ロテ職人さんやデスマさんなどお若い方は、こうして匿名のブログという場を通してで良いので、これからも一緒にこの問題について語っていっていただけたらと思っています。
もうすぐ新しい年がやってきます。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

私がつなでさんに腹を立てていたのは、ご自身のやっていることに対してあまりにも自覚が感じられなかったからです。他人から言われるまで自分がやっていることが政治活動であることにも気づかない人間に、政治活動なんて無理だと私個人としては思います。
しかも政治活動を行うためには、それなりのバックボーンが必要です。もちろん地道な活動というのは色々なところにありますが、組織を動かしていこうと思ったら、ある程度のキャリアだったり発言力だったりが必要なわけです。私みたいなぺーぺーがリアルでしかも実名でそういう活動をしようと思ったところで、仮に言っていることがどんなに正しかったとしても(仮にですよ)、耳を貸してくれる人はそんなに多くはないでしょうし、組織を動かすことはできないでしょう。
その能力はわかりませんが、少なくともつなでさんという方は恐らくそれなりのキャリアがある方なのでしょうし、だからこそ、ある程度の人数を動かすことができるのでしょう。で、つなでさんは「キャリアがあるからこそ政治活動に参画できる」ということには気づいてらっしゃるのでしょうか?自覚はあるのでしょうか?
つなでさんはご自身のブログ、心理職の国家資格化実現検討委員会の05/12/27のエントリ、医療ってとこは…でこのようにおっしゃっています。

国家資格化のことで、いろいろな人と話したりメールをやりとりしたりする機会が、この数ヶ月多かったです。その中で、気づいたのは、個々の医師には、認定臨床心理士を何人も雇って、その仕事を評価している人があっても、そのことが、医療諸団体が認定臨床心理士の主張する国家資格化を認めることに簡単にはつながってはいかないようだということです。団体対団体になると、個々にはできたことができなくなるようなのです。

それは私もそうだと思います。個々の問題であれば個々の能力である程度なんとかなりますが、団体対団体というのは正に政治の話ですから。
「私のようなぺーぺーが国家資格化のために今できることは一体何なのか?」と考えますと、結局は自分の能力(臨床も研究もどちらも)を磨いていくことがまず第一だと思います。そして、今後も様々な場所で様々な議論を重ねながら、資格問題について考えていくことが必要なのではないかと思います。
さて、ここで冒頭のセリフ「正しいことをしたけりゃ偉くなれ」に戻ります。
私は未だに「臨床心理職の国家資格化」が「正しいこと」なのかわかりません。また、それが「正しいこと」だとして、どのような形で国家資格化されるのが「正しいこと」なのかもまだわかりません。それはこれからもゆっくり考えていければと思っています(その辺、興味のある方はおつきあいいただけたらと…)。
そして、私は自分の能力はそれなりだと知っていますので、きっと「偉く」はなれないと思います。でもまあそれなりにキャリアは積んでいきたいと思っています。遠い将来の目標としては「実名で政治的発言をして首を刈られない」程度にはなりたいと思っています。そしてそのためにも今年は勝負の年にしなければならないな、と…。
それなりに偉い(色んな意味で「偉い」)人が関わらないと政治的な規模では何も動きません。政治活動に携わる「偉い」方々にはその辺りを充分自覚していただきたいと思っておりますよ。「強い思いを持っている」だけではダメなのですよ。
そして私は、今日からまた仕事を(それなりに)がんばりたいと思います。

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