い~そ~が~し~い~!でも更新しちゃうぞ☆
06/06/06(オーメンの日)のエントリ、【APA】研究のために買います【論文作成マニュアル】のコメント欄で、これから心理系の大学院を受験されるとみゃー。さんからこんなコメントいただきましたよ。
「英語対策は大切だから、英論文の参考書もそろえた方が今後のためにもいいよ」と言われていたのですが、一体何を買えばいいのかよく分からなくて。。。院試の問題集もそれで買い込みすぎの失敗をしたので、今回ロト職人さんや他の方々のコメントを拝見できてよかったです。他の院志望の友達にも教えようと思います☆彡ありがとうございました(⌒∇⌒)
むむむ…。「そんなことなら(どんなことなら?)先に言ってくれよう」という感じでございます。
確かにこの本、いい本です。
APA論文作成マニュアル APA アメリカ心理学会 江藤 裕之 前田 樹海 医学書院 2004-07 |
いい本なんですけど、英論文の参考書かってーと…そうでもないかも。
以前、こちらのエントリでも紹介しましたが、こんな本もあります。
初めての心理学英語論文―日米の著者からのアドバイス デイビッド シュワーブ 高橋 雅治 バーバラ シュワーブ 北大路書房 1998-03 |
将来のことを考えると、この辺は持っていると良いかと思います…
…が(返信コメントでも書きましたが)院試の英語対策ってのはヒルガードに始まり、ヒルガードに終わるのではないかと思いますですよ。
Atkinson and Hilgard's Introduction to Psychology With Infotrac Edward E. Smith Susan Nolen-Hoeksema Barbara L. Fredrickson Wadsworth Pub Co 2002-12-31 |
こちらはAmazonではあんまり評判のよろしくない和訳版
ヒルガードの心理学 スミス バーバラ・L. フレデリックソン ノーレン ホーセクマ ブレーン出版 2005-11 |
とみゃー。さんはその後、さらにコメント欄でこのように書かれております。
ヒルガードももちろんなのですが、志望の院試では「英語訳」も専門英語として入るので、どちらかといえば「英論文を読む」というよりは「書く」という視点からの本を探していたのです。といっても、もちろん前提として十分読み込みできるだけの単語力が前提となるのですが・・・(;´Д`A ```
卒論のためとか、その後の研究のためってのであれば、APAのマニュアルは必須だと思いますよ。
で、確かに院試に和文英訳ってありますよね。私の時もありました。
私なんかは…他の大学院志望者と分担してヒルガードの原版を日本語訳→勉強会でみんなで訳を検討→検討した和訳をさらに英訳→英文と照合…ってことをやりましたよ。これ、結構役に立ったというか、そのくらいでほとんど間に合うんじゃないかと個人的には思うのですが…いかがでしょうね。
はっきり言って、大学院入試用の参考書とか必要ないし(てか、実用的なものにしようと思ったら、各大学院別の対策が必要になるはずであり1冊では到底間に合わないと思うのですが…)、ヒルガードの邦訳版すらいらないわけでありますよ。邦訳版見ちゃったらトレーニングにならないし、訳があってるかどうか確かめようと思っても微妙な訳だったりしたら…ですよね。
ま、この方法だと時間はかかりますけどね。学部の3年生が今からやれば間に合うんじゃないかと思います。
あ、あと卒論に必要な英語の論文をたくさん読むって訓練も必要かもですね。全文読まなくても要点を押さえるにはどうすればいいかって練習にもなりますし。これは卒論を充実させることにも繋がり、一石二鳥かと。
院試の英語(和訳&英訳)対策、他に良いアイディアがあれば教えてくださいな。
ちょっぴり追記:
「テロ職人」と言われることはよくあるのですが「ロト職人」は新しいですね。
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